阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

「紀の川万葉の里マラソン2011」

2011年11月27日 21時18分54秒 | スポーツ

 今日は「紀の川万葉の里マラソン2011」に参加しました。かつらぎ町の妹背山周辺には万葉集に詠まれた由緒ある場所が沢山あります。そのゆかりの場所を結び、アップダウンの激しい山の中を走る厳しいコースでした。記録は48分14秒(10キロ)でした。

 ひとつの歌枕で詠まれた妹背山の万葉歌15首は全国で2番目。富士山よりも多く詠われているそうです。万葉集は日本人の魂のふるさとでもあり、世界に誇る文化遺産でもあります。そんな万葉集ゆかりの地を、自分の足で走って感じる素敵なレースでした。


 「真木の葉のしなふ背の山しのはずで 我が越え行けば木の葉知りけむ」

 (何か急ぎの用事があったのか、真木の葉がたわむばかりに心地良く繁る背の山をゆっくりと賞美するいとまもなく越えていかなければならない。そのことを、木の葉に歌い掛け、許しを請う歌だそうです)

 ちょっと今日の私の心境に近かったかもしれません。タイムからすればさほど急いで走っていたとは言えないかもしれませんが・・・。


 この大会の大きな特徴は、「憩楽(いこら)クラブかつらぎ」というマラソンクラブが中心になって運営していることです。コースも美しく、手作り感がいっぱいの素晴らしい大会でした。私は一般参加だったのですが、トライアスロンの選手で高名な弁護士でもある藤井幹雄理事長に「ぜひ、挨拶を!」言って頂き、飛び入りのスピーチもさせて頂きました。

 今回は10キロレースでしたが、日々の活動が忙しく、事前の練習は、今週3回ジョギングしただけでした。さすがに記録を狙って走るのは無理だと思いました。最低目標を「50分以内」と定め、なるべく沿道の方々とコミュニケーションをして、風光明媚なコースを楽しむこと意識して走りました。坂道が続くコースに脚がパンパンになりましたが、楽しく走り切ることができました。今シーズンはこのレースを皮切りに、できるだけ多く、地域のマラソンを走りたいと思っています。

 

写真上:レース前の私。背景の「妹背山」を中心に走りました!



写真上:スタート直後の様子。「阪口さん、頑張れ!」と多くの声援を頂きました。


写真上:ゴール直前の私。最後の200メートルは全力疾走でした!



写真上:記録証を手に。