7日(金)友人と4人で奈良をゆっくり楽しんでのんびりお喋りをしよう!と
いう集まりの計画が実現、11時奈良ホテルへ到着。
操業100年…「西の迎賓館」とも呼ばれるクラシックなホテルで、
今日でも著名人が多く宿泊し、皇族の奈良宿泊の際にはこのホテルが
利用されることが専らのなかなか敷居の高いホテルであったが、
さすが敷地内に入ると、もう雰囲気が違う(^_-)-☆

それでもいつもながらの馬鹿話をしながら、一番景色のよく見渡せる
ガラス張りのテラスの角の席に通されて気持ちよくランチを頂くことに…
左手の木の間から興福寺の五重の塔が見え、右手には若草山…
もう景色を眺めるだけでも十分ご馳走(^^♪
前菜の雲丹のムースから始まりトウモロコシのスープお魚料理、肉料理
デザートまで…パンも温かくて美味しかったな~



お腹も心も満足して、親切なタクシーで元興寺、なら町あたりへ散歩に…
個人タクシーで案内や説明もよくしてくれ、知らなかったことなども
説明つきでよく分かってよい散歩だった!
まず今西家書院へ
室町時代の様式をよく伝える書院造りの建物で、建築史上貴重な遺構
(国の重要文化財)で、よく手入れされた屋敷内を案内してもらう。
少し遅い目ながら萩の花が咲く庭を玄関へ…
玄関の衝立てが春日杉の天然木…何年経った木だろう~虫食いが芸術品に!

書院の作り、障子の様子、身分の違いを表す玄関、部屋など
丁寧な説明がある。
酒作りの樽のふたで作った台に手作りの明かりがほっこり…

庭に多羅葉という木があり、この葉の裏面を傷つけるとその部分が黒くなり、
文字が書け、現在のハガキの語源となった葉っぱだそうで、
昔は武士が便りに利用したということ。(写真はお借りしました)

楓が少し色づき始め、どっしりとした屋根瓦には菊の紋が焼かれています。

元興寺へ車をつけてくれました。
元興寺(がんごうじ)は、蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の
本格的仏教寺院である法興寺がその前身だそうで、法興寺は平城京遷都に
伴って飛鳥から新都へ移転し、元興寺となった
(ただし、飛鳥の法興寺も元の場所に残り、今日の飛鳥寺となっている)。
奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ
大寺院であったが、中世以降次第に衰退して…云々
長い歴史のかなたの話は、納得して聞いたものの…
ここには力不足でかけないです!(^_-)-☆
萩、薄、咲き残った彼岸花、桔梗などの花の咲く庭、庭の墓地など
静かな寺のたたずまいにしばらく浸る。
瓦のこと、時代による建物の造りの違い、曼荼羅のことなどいろいろ聞き、
なるほどと感じて過ごしたが…<(_ _)>

秋の午後の陽ざしの中で遠足の子供たちの声だけが聞こえる。

行基葺 (極楽坊西面)といわれるこの屋根の瓦は日本で一番古い瓦で
日本で初めて寺を造るにあたり百済の王が派遣してきた瓦博士が焼いたもの。
これらの分厚い瓦の重さに耐えるために本堂の柱の太いことなど
運転手さんは詳しく教えてくれる。
親切な案内のタクシーにお礼を言い、少し自分たちで奈良まちを
ブラブラ歩きをすることに…
なら町というのは、京の町屋のような古い街並みのこと…
そんな認識しかなかったけれど、先に訪れた元興寺の旧境内、塔頭のもとに
拓け、栄えた、いわゆる門前町として歴史ある街並みを保っているという。
なら町格子の家へ
間口が狭く、奥行きが深い(これは京都とよく似ているが…)のが特徴の町屋。
これはかつて税金が間口の広さに寄りかけられたこと、表通りに面したいという
庶民の知恵であるといわれている。
この格子の家も正面は格子戸になっていて、中からは外の様子がうかがえ、
外からは中が見えないようになっている格子窓、箱階段、かまどなどなど、
江戸時代から伝わる人々の知恵も凝縮されている。


みせの間、中の間、奥の間という呼び名も懐かしく、たてに続く和室には、
ここちのよい風が抜け、格子越しに差し込む日差しが影を作り、
中庭の緑もしっとりと落ち着いた気分。
板張りになった離れからは裏庭と白壁の蔵が見えて、本当に居心地のよい
落ち着いた心持になれ、故郷に帰ったようなボケ~と過ごしたくなる気がする。
2階から見下ろすと、2月堂のお水取りに使ったという大松明が斜めに
立てられてある。
竹の軸に杉の葉をさした籠松明で、長さ8m、重さ80kgにもなるといわれる。
へ~近くで見るとこんなに大きなものなんだ…これに火をつけて伽藍を
走り抜けるお坊さんの勢いに改めて感動する!
あちこちのお店を見て回り、立ち寄って触ったり眺めたり、買い物をしたり…
麻のお店のノレンのきれいだったこと(^_-)-☆

どこかでお茶を…と尋ねると和菓子屋さん「樫舎(かしや)」を
紹介してくれる。
奈良絵の楽しい茶碗で出された水だし煎茶…美味しかったし茶碗の模様で
ひときわ話がはずむ(^^♪
おぜんざいがまたよい椀に入って出される。
甘さが柔らかい…氷砂糖を使っているらしい。

お昼のランチとぜんざいで満腹状態なので手軽く柿の葉寿司など買い込んで
6時前、奈良ホテルへ戻り夜遅くまで何ということのない話で楽しく過ごす。
贅沢な気分で奈良ホテルの初泊まりを体験(^_-)-☆
いう集まりの計画が実現、11時奈良ホテルへ到着。
操業100年…「西の迎賓館」とも呼ばれるクラシックなホテルで、
今日でも著名人が多く宿泊し、皇族の奈良宿泊の際にはこのホテルが
利用されることが専らのなかなか敷居の高いホテルであったが、
さすが敷地内に入ると、もう雰囲気が違う(^_-)-☆

それでもいつもながらの馬鹿話をしながら、一番景色のよく見渡せる
ガラス張りのテラスの角の席に通されて気持ちよくランチを頂くことに…
左手の木の間から興福寺の五重の塔が見え、右手には若草山…
もう景色を眺めるだけでも十分ご馳走(^^♪
前菜の雲丹のムースから始まりトウモロコシのスープお魚料理、肉料理
デザートまで…パンも温かくて美味しかったな~



お腹も心も満足して、親切なタクシーで元興寺、なら町あたりへ散歩に…
個人タクシーで案内や説明もよくしてくれ、知らなかったことなども
説明つきでよく分かってよい散歩だった!
まず今西家書院へ
室町時代の様式をよく伝える書院造りの建物で、建築史上貴重な遺構
(国の重要文化財)で、よく手入れされた屋敷内を案内してもらう。
少し遅い目ながら萩の花が咲く庭を玄関へ…
玄関の衝立てが春日杉の天然木…何年経った木だろう~虫食いが芸術品に!

書院の作り、障子の様子、身分の違いを表す玄関、部屋など
丁寧な説明がある。
酒作りの樽のふたで作った台に手作りの明かりがほっこり…

庭に多羅葉という木があり、この葉の裏面を傷つけるとその部分が黒くなり、
文字が書け、現在のハガキの語源となった葉っぱだそうで、
昔は武士が便りに利用したということ。(写真はお借りしました)

楓が少し色づき始め、どっしりとした屋根瓦には菊の紋が焼かれています。

元興寺へ車をつけてくれました。
元興寺(がんごうじ)は、蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の
本格的仏教寺院である法興寺がその前身だそうで、法興寺は平城京遷都に
伴って飛鳥から新都へ移転し、元興寺となった
(ただし、飛鳥の法興寺も元の場所に残り、今日の飛鳥寺となっている)。
奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ
大寺院であったが、中世以降次第に衰退して…云々
長い歴史のかなたの話は、納得して聞いたものの…
ここには力不足でかけないです!(^_-)-☆
萩、薄、咲き残った彼岸花、桔梗などの花の咲く庭、庭の墓地など
静かな寺のたたずまいにしばらく浸る。
瓦のこと、時代による建物の造りの違い、曼荼羅のことなどいろいろ聞き、
なるほどと感じて過ごしたが…<(_ _)>

秋の午後の陽ざしの中で遠足の子供たちの声だけが聞こえる。

行基葺 (極楽坊西面)といわれるこの屋根の瓦は日本で一番古い瓦で
日本で初めて寺を造るにあたり百済の王が派遣してきた瓦博士が焼いたもの。
これらの分厚い瓦の重さに耐えるために本堂の柱の太いことなど
運転手さんは詳しく教えてくれる。
親切な案内のタクシーにお礼を言い、少し自分たちで奈良まちを
ブラブラ歩きをすることに…
なら町というのは、京の町屋のような古い街並みのこと…
そんな認識しかなかったけれど、先に訪れた元興寺の旧境内、塔頭のもとに
拓け、栄えた、いわゆる門前町として歴史ある街並みを保っているという。
なら町格子の家へ
間口が狭く、奥行きが深い(これは京都とよく似ているが…)のが特徴の町屋。
これはかつて税金が間口の広さに寄りかけられたこと、表通りに面したいという
庶民の知恵であるといわれている。
この格子の家も正面は格子戸になっていて、中からは外の様子がうかがえ、
外からは中が見えないようになっている格子窓、箱階段、かまどなどなど、
江戸時代から伝わる人々の知恵も凝縮されている。


みせの間、中の間、奥の間という呼び名も懐かしく、たてに続く和室には、
ここちのよい風が抜け、格子越しに差し込む日差しが影を作り、
中庭の緑もしっとりと落ち着いた気分。
板張りになった離れからは裏庭と白壁の蔵が見えて、本当に居心地のよい
落ち着いた心持になれ、故郷に帰ったようなボケ~と過ごしたくなる気がする。
2階から見下ろすと、2月堂のお水取りに使ったという大松明が斜めに
立てられてある。
竹の軸に杉の葉をさした籠松明で、長さ8m、重さ80kgにもなるといわれる。
へ~近くで見るとこんなに大きなものなんだ…これに火をつけて伽藍を
走り抜けるお坊さんの勢いに改めて感動する!
あちこちのお店を見て回り、立ち寄って触ったり眺めたり、買い物をしたり…
麻のお店のノレンのきれいだったこと(^_-)-☆

どこかでお茶を…と尋ねると和菓子屋さん「樫舎(かしや)」を
紹介してくれる。
奈良絵の楽しい茶碗で出された水だし煎茶…美味しかったし茶碗の模様で
ひときわ話がはずむ(^^♪
おぜんざいがまたよい椀に入って出される。
甘さが柔らかい…氷砂糖を使っているらしい。

お昼のランチとぜんざいで満腹状態なので手軽く柿の葉寿司など買い込んで
6時前、奈良ホテルへ戻り夜遅くまで何ということのない話で楽しく過ごす。
贅沢な気分で奈良ホテルの初泊まりを体験(^_-)-☆