美術館で避暑！

熱い～暑い～もう死にそう…なんて嘆いてもさっぱり
涼しくなりそうもない！
連日３６℃とか３８℃とか…何ということ！！！
地球が狂っているよね～とボヤいてもどうにも仕方がない( 一一)

京都国立近代美術館で「横山大観展」をやっている。
チケットを貰い、ずーと観たいと思っていたが機会がなく、
閉展が２２日という間際の１８日になって友人と出かけた。
京都は祇園祭の翌日で街中の人出も多くなかった。
そりゃ～３８℃もあればね～
いつもなら歩く距離だが三条から二人でタクシーに逃げ込んだ。
「いま降りた方もそうでしたよ…こんな日は美術館に入るのが
好いです」と運転手さんと話をしながら～

混雑ぶりもまずまず…概ねゆっくりいちばん前で
説明を読みながら見ることが出来た。
横山大観（1868-1958）の生誕１５０年、没後６０年を記念した
回顧展だという。
西洋からさまざまなものが押し寄せる時代の中、日本の絵画の
伝統的な技法を継承しつつ、時に改変を試みたという大観。
こんなにたくさんの作品を一堂に見れるよい機会だ。

富士の絵や「無我」という童子の絵は他で見たことがあるが～
明治、大正、昭和と順を追ってみて行ける企画が好い。

１００年ぶりに発見されたという「白衣観音」も見た。
観音様の衣装や姿は素晴らしいのに、手や足の頼りなげなこと。
デッサン力が足りないとの評があった。
なるほど～初期の作品だ。



風景に比べて馬や犬などの動物の描写が、可愛いというか
物足りない。　同行の友人いわく「漫画チックだ」と～

鹿はしっかり描かれていた。いちばん好きだった富士の絵と
ネットからお借りした<(_ _)>
ゆっくり好き勝手なことを話しながら一巡した後、４階へ

ここから眺める平安神宮の大鳥居と京都市立美術館のコラボが
大好きだが、今回は美術館の修理中。
だが思いがけない重機との組み合わせが意外な面白さだった！

わが携帯では撮れなくて、これもネットからお借りした。

外に食事に出るのも暑いので館内で遅いランチをする。
パスタやサンドイッチなどが多い中、湯葉カレーというのを
ゲットした。美味しかった(^_-)-☆

帰路は白川通りを歩き三条まで…下からの照り返しがきつくて
這う這うの体で駅まで～

館内は快適でよい一日が過ごせた。意外な人にも出会った。
世間はやっぱり広いようで狭いのだ(^_-)