博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『太王四神記』第11話

2008年02月19日 | 韓国歴史ドラマ
談徳は父王殺害の疑いを晴らすべく貴族会議に出席し、「カウリ剣」による裁きを受けることに。カウリ剣とは被疑者の胸に剣を突き刺してその人が死んだら有罪、死ななかったら無罪という、日本の盟神探湯に似たかなり無茶な裁判であります(^^;) これまでこのカウリ剣で生き残った人はいないということでしたが、談徳はキハに鄒牟神剣で突き刺され、見事に生き残って無実を証明。

その後天地神壇の巫女の裁定により、談徳とヨン・ホゲはそれぞれ残る青龍と白虎の神器の守護者を探し出し、その審判によってどちらが真のチュシンの王であるかを定めることとし、その間は談徳が仮の王として高句麗を治めることになります。昔の『FF』だとここまでが前振りということで本当のオープニングに入るところなんでしょうけど、ドラマの方は既に全体の半分近くまで進んでます……

ヨン家は王位を奪い取るために着々と私兵を雇い入れていきますが、我らが談徳は女鍛冶職人のパソンを仲間にして、彼女が開発した鉄板を鱗状に貼り合わせた身軽で丈夫な鎧を手に入れ、またパソンの弟で最強の傭兵と名高いチュムチ(こいつが靺鞨族の出身という設定なんですが……)を仲間にできるかというところで次回に続きます。

このあたりの展開はホントにドラクエチックですなあ。思わず「パソンがタムドクのなかまにくわわった!」とか、「タムドクはうろこのよろいをてにいれた!」というメッセージが頭に浮かんできました(^^;)
コメント
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