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博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『新上海灘』その3 ほか

2008年09月21日 | 中国近現代ドラマ
『新上海灘』第22~28話まで見ました。

正式に馮敬尭の配下となった許文強と丁力。許文強は建中大厦の社長となって水利事業の計画を進め、チョビ髭を生やした丁力は麗都の支配人となりますが、丁力は水利事業の邪魔となる地元の有力者を暗殺したり、当初水利事業で馮敬尭・許文強と合作しながら途中で契約破棄に追い込んだモーリスをボコ殴りにしたりと、相変わらず鉄砲玉ぶりが目立ちます……

そんな中、馮敬尭の寵愛が薄れて落ち目となった方艶が朱潤九に手籠めにされたうえ、写真まで撮られて脅されるという事件が…… 許文強は必死になって会社の金から身代金を調達したりしますが、そんな事情も知らずに許文強に邪険にされて怒っている程程がめちゃくちゃウザいです…… 挙げ句の果てにパリに留学したいとか言い出しますが、もう勝手に行ってくださいとしか言いようがありません(-_-;)

首尾良く朱潤九を始末した許文強は程程との仲を修復すべく一流レストランを貸しきりにしてデートしたりしてますが、その金も会社の金を流用しているのではないかと不安になったのは私だけでしょうか(^^;)

で、気になった中国の番組第3弾

○哪伝奇
『封神演義』の前半あたりのエピソードを哪を主人公として描いたアニメ。石機娘娘が中ボスとして登場したりしてます。申公豹がもの凄くショボい悪役となっており、このキャラのオリジナルイメージはやっぱりこうなんだろうなあと思った次第……

あと、タイトルは分からないのですが、現代の中国人の少年が太古の中国にタイムスリップして、『山海経』に出て来る精衛らとともに黄帝と蚩尤との戦いや禹の治水を見学したりするというもの凄いアニメを見てしまいました。黄帝や禹は基本的に裸で下半身に毛皮を巻き付けている原始人ルックです。『トンデラハウスの大冒険』の中国史版といった感じでしょうか。
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