『大秦賦』第31~36話まで見ました。
『大秦賦』第31話。成蟜は韓との戦いの軍功(前回触れたような事情によりほとんど八百長なわけですが)によって長安君に封じられますが、趙姫は成蟜母子を韓と通謀しているとして捕らえさせます。事態を知った嬴政の取りなしにより2人は釈放されるものの、韓夫人は趙姫に「お前の秘密を知っているぞ?」と仄めかしつつ自害。韓夫人の自害までの流れは『大秦帝国』というよりは『コウラン伝』みたいなノリですね……
しかし趙姫&呂不韋はなおも成蟜の処断を諦めません。また成蟜を秦王に押し立てようという韓の陰謀も継続しており、趙の悼襄王&郭開もその陰謀に加担します。呂不韋はそうした水面下の動きを知りつつ、敢えて成蟜を趙に出征させます。
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お目付役はこのドラマで序盤から登場している樊於期。呂不韋配下の軍人から嬴政の郎中に取り立てられ、今回は成蟜は補佐役ですが、呂不韋の意を受けて成蟜を唆し、韓・趙の陰謀に乗って謀反を決意させます。で、いよいよ決起となった瞬間にやはり呂不韋の意を受けた王翦が乗り込んできて有無を言わさずその場で成蟜を腰斬。
事後に知らされた嬴政は悔しがるばかりで何も出来ず、更に嬴政の冠礼=親政の開始も趙姫と呂不韋によって2年延期が決定されてしまいます。母や近親に実権を握られて何も出来ないという点は第3部の昭襄王と同じなんですけど、曾孫の嬴政の方が情けなさが倍増してる感があります (^_^;) 一方、李斯はひょんなことから趙姫の秘密を知ってしまいます。
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そんなこととは露知らず、李斯が客卿、樊於期が将軍、蒙恬が郎中に抜擢される中で、趙姫は嫪毐への受封を求めて群臣に物議を醸します。反発が大きいのを見て、亡き夫の異母兄で宗室筆頭格の公子傒(渭陽君)を懐柔にかかります。自分に好意を抱いてるのを趙姫に見透かされているわけですが、この人すっかりダメンズキャラになってしまいましたね……
その裏で呂不韋と嫪毐が政治的な暗闘を繰り広げたり、各国が呂不韋と嫪毐の食客としてスパイを送り込もうとしたり、ついでに李斯が呂不韋暗殺未遂犯の公子虞を嫪毐の食客として潜り込ませたりとそれぞれの思惑が渦巻きます。そして18年前に荘襄王と呂不韋の秦への帰還を助けた功により長信侯への封爵が決定してしまい……
『大秦賦』第31話。成蟜は韓との戦いの軍功(前回触れたような事情によりほとんど八百長なわけですが)によって長安君に封じられますが、趙姫は成蟜母子を韓と通謀しているとして捕らえさせます。事態を知った嬴政の取りなしにより2人は釈放されるものの、韓夫人は趙姫に「お前の秘密を知っているぞ?」と仄めかしつつ自害。韓夫人の自害までの流れは『大秦帝国』というよりは『コウラン伝』みたいなノリですね……
しかし趙姫&呂不韋はなおも成蟜の処断を諦めません。また成蟜を秦王に押し立てようという韓の陰謀も継続しており、趙の悼襄王&郭開もその陰謀に加担します。呂不韋はそうした水面下の動きを知りつつ、敢えて成蟜を趙に出征させます。
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お目付役はこのドラマで序盤から登場している樊於期。呂不韋配下の軍人から嬴政の郎中に取り立てられ、今回は成蟜は補佐役ですが、呂不韋の意を受けて成蟜を唆し、韓・趙の陰謀に乗って謀反を決意させます。で、いよいよ決起となった瞬間にやはり呂不韋の意を受けた王翦が乗り込んできて有無を言わさずその場で成蟜を腰斬。
事後に知らされた嬴政は悔しがるばかりで何も出来ず、更に嬴政の冠礼=親政の開始も趙姫と呂不韋によって2年延期が決定されてしまいます。母や近親に実権を握られて何も出来ないという点は第3部の昭襄王と同じなんですけど、曾孫の嬴政の方が情けなさが倍増してる感があります (^_^;) 一方、李斯はひょんなことから趙姫の秘密を知ってしまいます。
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そんなこととは露知らず、李斯が客卿、樊於期が将軍、蒙恬が郎中に抜擢される中で、趙姫は嫪毐への受封を求めて群臣に物議を醸します。反発が大きいのを見て、亡き夫の異母兄で宗室筆頭格の公子傒(渭陽君)を懐柔にかかります。自分に好意を抱いてるのを趙姫に見透かされているわけですが、この人すっかりダメンズキャラになってしまいましたね……
その裏で呂不韋と嫪毐が政治的な暗闘を繰り広げたり、各国が呂不韋と嫪毐の食客としてスパイを送り込もうとしたり、ついでに李斯が呂不韋暗殺未遂犯の公子虞を嫪毐の食客として潜り込ませたりとそれぞれの思惑が渦巻きます。そして18年前に荘襄王と呂不韋の秦への帰還を助けた功により長信侯への封爵が決定してしまい……