博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大江大河2』その2

2021年01月17日 | 中国近現代ドラマ
『大江大河2』第11~20話まで見ました。

宋運輝は東海赴任以来、単身赴任のような形で妻子と離れて暮らしていたおりましたが、妻の程開顔だけ取り敢えず東海に引っ越してくることに。ここらへんで妻の義兄の仕事の問題やら、開顔の新しい職場の上司の問題やら、宋運輝は妻や義実家との関係に苦しむことになります。


上司の隋姐と兄嫁とを引きあわせる開顔。これが新たなるトラブルの火種に。

そして楊巡と尋建祥も金州での電器屋商売に見切りを付け、揚子街電器市場の権利を売却して東海で新たな商売を始めようとあれこれ算段することになります。宋運輝のコネで用地を獲得しますが、それがイマイチ条件の悪い土地で……


さて、雷東宝はと言えば、長年二人三脚でやってきた県の書記の陳平原が市職に栄転したと思ったら、その陳平原が汚職で逮捕されてしまい、そのとばっちりが雷東宝に降りかかります。

陳平原の妻の入院費用にかこつけたりして彼に贈賄していたほか、楊巡の電器市場の資金を横領していたと見なされた、というか楊巡の一件の方がより問題視されたようで、楊巡も参考人として身柄を押さえられてしまいます。韋春紅は自分に対してわだかまりがあると承知の上で宋運輝に助けを求めます。

宋運輝は、楊巡の小雷家に対する出資証明書を発見し、双方同意のうえ電器市場を小雷家グループの系列企業化していたことが証明できれば、残るは陳平原への贈賄の問題のみとなり、死刑は免れると判断。証明書は意外な所に隠れていたのですが、ここらへんは伏線の張り方がうまいです。そして雷東宝の亡き前妻への気持ちも明らかとなります。

宋運輝はこの頃には両親や娘の小引も手元に引き取って、妻と合わせて5人で暮らすようになっておりましたが、その妻との関係が段々とこじれていき……というあたりで次回へ。
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