博客 金烏工房

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『宝蓮灯』その5(完)

2008年03月29日 | 中国古典小説ドラマ
『宝蓮灯』第34~最終第40話まで見ました。

沈香は八卦炉に放り込まれるところを太上老君の思し召しで下界の父親のもとに戻されます。法力を失い、母親を救う手立てもなくなってショゲかえる沈香ですが、父親の励ましで再び峨眉山に籠もって修行に励み、かつての法力を取り戻します。月日が経って人間的にも成長した沈香は、まずは二郎神に捕らえられていた孫悟空を救出し、そして仲間たちとともに天上の玉帝と西王母のもとへと母親の解放を求めて怒鳴りこむことに……って、やってることは前と一緒やないけ!

天界での壮絶なバトルの末、事態を見かねた観音菩薩の調停により、三ヶ月以内に沈香が華山に幽閉された三聖母を救い出せたら玉帝と西王母は天の掟を変えて沈香母子を赦免し、もし救い出せなければ二人の赦免を認めないことにすると双方が合意。

早速華山に向かった沈香は神話の時代より伝わる開天神斧を入手し、華山を封印する西王母の宝物「乾坤鉢」をかち割ろうとしますが、そこに二郎神の邪魔が入ります。しかし二郎神は逆に沈香に追い詰められ、あわやという所で哮天犬と小玉がそれを阻止し、沈香に真実を打ち明けます。実は二郎神も沈香と同様に三聖母の解放を強く望んでおり、彼の今までの所業も、沈香に天の掟を打ち破って母親を救い出させるための力や勇気を身に付けさせるための芝居だったというのです!

……って、イヤイヤイヤ、今更それは無いでしょ(^^;) つーか思いっ切り沈香の父親を虐待とかしてたやんけ!それはともかとして、沈香は二郎神の協力を得て乾坤鉢、ついで華山そのものを真っ二つにしますが、西王母は更なる悪辣な罠を仕掛けていたのでありました!我らが沈香は果たして母親を救い出すことが出来るのでしょうか?

ということでこのドラマ、最後までダレ場無しの怒濤の展開が続き、見ていて飽きませんでしたね。題材に惹かれただけでドラマの出来そのものにはさして期待していなかったのですが、意外と拾いものでした。色々とツッコミ所が多いのも個人的にはプラス評価です(^^;)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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う~ん、すげえ! (ぐんまま)
2008-03-29 23:51:01
MAXAMさん、これ、二カ国語版で出して欲しいなぁ。

それにしても、西王母スゴいですね。
前回の写真も怖そうでしたが、ストーリー読んでも、怖い!!

二郎神はいじられキャラですね。
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Unknown (さとうしん)
2008-03-30 21:25:48
>ぐんままさま
とにかくハマり度は高い作品なんで、日本語版を出すだけの価値はあるでしょうね。DVDは無理でもYahoo動画とかネットオンリーでのリリースなら可能性はあるかも……

西王母は……西太后や武則天役で有名な劉暁慶を起用した時点でこういうキャラになる運命だったのかもしれません(^^;)
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