博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『絶代双驕』第2巻

2008年03月30日 | 小説
古龍原作・川合章子訳『マーベラス・ツインズ2 地下宮殿の秘密』(コーエーGAMECITY文庫、2008年3月)

というわけで『マーベラス・ツインズ』という名の『絶代双驕』第二弾です。今回は小魚児が十大悪人の一人である「色妖女」蕭咪咪の支配する地下宮殿に潜り込み、仇敵の江別鶴・江玉郎父子と出会うまでが語られます。

この地下宮殿の話って、ショウブラ制映画版ではムダに長くて退屈な場面だったよなあ…… 江別鶴の子供はドラマ『プライド 小魚児与花無欠』では江玉燕という女性になってましたが、その性格は江玉郎をもとにしていたんですね。

で、本巻の最後で唐突に三年の月日が流れ、次回刊行の第3巻では小魚児・花無欠兄弟の父母のエピソードや、小魚児の幼少のみぎりの話が語られるようです。特に小魚児が悪人谷にいた頃の話は原典では冒頭に置かれているということで、このままカットされてしまうのか、あるいはドラマCDの方で語られるという悪夢のような展開が待っているのかガクガクプルプル状態だったので、一安心です(^^;)

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