またアインシュタインの相対性理論の解説書を読んでる。
これまでしばらく量子力学の解説書だったんだけど、
ある程度感覚的に理解できたから
またこの本に戻った。
こっちの方がだんぜん理解しやすいね、やっぱ。
「空間や時間には絶対的なものはなく、それぞれのヒトの見方によってずれが生じるが、そのそれぞれが正しいんだ」っていう考え方を数式で証明してるんだけど
この考え方が、ホントに大好きなんだよね。
普通、どんな風に見えたって事実は一つだけって考えちゃうもんだけど
実はそうじゃないんだっていう、ね。
それぞれの立場のそれぞれの見方が、たとえ違ってたとしてもそれはすべて正しい見方なんだっていうのがホント、ボクの感覚にしっくりくるんだよね。
量子力学もそうなんだけど、物理学なのに哲学的でもある。
量子力学も、この特殊相対性理論をもとにして作られてるらしいんだけど
同じく、特殊相対性理論をもとにして作られた一般相対性理論とは相容れないらしいから不思議なもんだよ。
重力は時空のゆがみだと考える一般相対性理論は間違ってないと思うから
量子力学のどこかをちょちょいといじってやれば上手く行きそうな気がするんだけどね。
まあ、そこらへんは物理学者におまかせするしかないんだけど。
とにかく、「みんなちがってみんないい」っていうのを数式で証明したアインシュタイン博士にはホント脱帽してしまうよ。