この映画もやっぱり実話に基づいている。
情報公開法にのっとって公開されたCIAの活動だから
創作部分はなおさらすごく少ないと思う。
もちろん、ハラハラドキドキさせるための演出は少なからずあるとは思うけどね。
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YouTube: 映画『アルゴ』予告編
いやはや嘘をつくときは壮大な方がだまされやすいということなんだろうな。
その当時はカナダ政府が人質を救出してたってことにしたっていうのにビックリしちゃうね。
そういうこともあるんだなあって、ね。
こういう風な嘘ならありなんじゃないかなって思う。
でも臨機応変な対応ってなかなかむずかしいよね。
日本なんてこういう対応はいろいろ考えちゃってなかなかできないんじゃないかなって気がする。
生真面目な分だけ
四角四面で融通が効かないというか、なんというか。
やるときは性質が悪く、非常にあくどくなってしまうというか。
こういう話も
日本じゃ映画になかなかできないよね。
ドキュメンタリーだと創作はダメなんていう意識も相当強くなっちゃうみたいだし。
最近の震災関連のドキュメンタリーもヤラセが発覚したとかで騒ぎになったりもしてるじゃない?
どうせ映画なんて作り手の意図を表現するためのものだから
もうちょっとうまくできなかったのかねえ。
その部分だけわざとフィクションタッチにして表現するとか、
いっそのことラジオを渡してみたら電波が来てないってことも撮影して少し笑いに変えちゃうとか、
いろいろとできそうなもんなんだけどね。
アメリカの情報公開制度のように、こうやって後で必ずばれちゃうっていうことになってれば
きっと対応もスマートな形にかわっていくことになると思うんだけどね。
風土的な問題で、ちょっとむずかしいのかもなあ。
安倍さんも
情報公開制度をさらに隠蔽する方向で考えてるみたいだし
あいかわらず、性質の悪い方向をめざしてるんだなあということに少しガッカリしてる。
でもまあ、
この映画もまたおもしろかったから
皆さんも機会があったらぜひ見てみてくださいな。