日本国政府が国際原子力機関に提出した報告書によると、
フクイチ事故では、1.5×10 の 16 乗ベクレル、広島原爆168発分のセシウム137を大気中に放出した。
広島原爆 1発分の放射能だって猛烈に恐ろしいものだが、
なんとその168倍もの放射能を大気中にばらまいたと日本政府が言っているのだ。
だが、マスコミは肝心の国民にはこのことを伝えようともしない。
* * *
海に放出されたものも合わせても、現在までに環境に放出されたものは広島原爆 約 1000 発分程度であろう。
炉心にあった放射性物質の多くの部分が、
いまだに福島第一原子力発電所の壊れた原子炉建屋などに存在している。
だが、国民は「大丈夫」というウソ情報しか知らされず
またしても彼らは原発再稼働に突き進んでいる。
* * *
国は積極的にフクシマ事故を忘れさせてしまおうとし、
マスコミも口をつぐんでいて、
「原子力緊急事態宣言」が今なお解除できず、
本来の法令が反故にされ たままであることを多くの国民は忘れさせられてしまっている。
* * *
環境を汚染している放射 性物質の主犯人はセシウム137であり、
その半減期は30年。
100年たってもようやく10分の1にしか減らない。
実は、この日本という国は、
これから100年たっても、「原子力緊急事態宣言」下にあるのである。
* * *
これでも「原発再稼働」を認めますか?
事故が起きた時は当然のことながら「想定外」と称し
誰も責任をとろうとせず、
責任者は海外へ移住してしまうんですよ。
我々国民は逃げるわけにもいかない。
本当に再稼働を良しとするのか?
キチンと自分の頭で考えてみませんか?