やっぱり現代民主国家というのは、
「富裕層の富を貧困層に再分配すること」にこそ
過去の政治システムとは違う存在意義があるんだと思うし、
実際、北欧諸国はこういう形を目指している。
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でも、安倍自民党ときたら、
相も変わらず前時代的な「権力層が庶民の富をいかに文句も言わせずに搾取するか」という考え方だし、
それに群がる連中はその「おこぼれ」をすすりに集まっている。(←これが『トリクルダウン』の正体)
メディアも「おこぼれに群がるハエ」みたいなものだから、まったくジャーナリズムの機能を果たしてない。
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『人任せにしていてはやっぱり駄目だ』ということが分かっただけでも収穫です。
今年は、与党系政治家をことごとく選挙で振り落とし、
庶民の力で、
憲法が保障した「一人ひとりの人権を尊重し文化的な生活を保障する社会」を目指す政党の背中を押していきましょう。
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ところで、このイラストをご覧ください。
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「公平」というと聞こえはいいが、
時と場合によっては権力層の利益確保のための言葉に使われてしまいます。
憲法が規定した「国民の文化的な生活の保障」は、
そういう権力側の都合の良い解釈を防ぐ目的もあるのです。
「この政策の本質的な目的は何か?」
これをいつも頭の隅に置いときながら
権力層のやっていることを注視していかなければいけないと考えます。