正月に借りた映画はこれ「スノーデン」。
まだまだみなさんの記憶に新しいスノーデン事件を映画化。
日本では「スパイ」として、「犯罪者」としてしか報道されてない「スノーデン事件」。
まずはいつものように配給会社のレビューをどうぞ~。
↓
「名匠オリヴァー・ストーン監督が、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き世界を震撼(しんかん)させた「スノーデン事件」の全貌に迫る人間ドラマ。CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を描く。スノーデン氏をジョセフ・ゴードン=レヴィット、その恋人をシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、オスカー女優メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソンらが脇を固める。」
まだまだみなさんの記憶に新しいスノーデン事件を映画化。
日本では「スパイ」として、「犯罪者」としてしか報道されてない「スノーデン事件」。
まずはいつものように配給会社のレビューをどうぞ~。
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「名匠オリヴァー・ストーン監督が、アメリカ政府による国際的な個人情報監視の事実を暴き世界を震撼(しんかん)させた「スノーデン事件」の全貌に迫る人間ドラマ。CIAおよびNSA(アメリカ国家安全保障局)職員だったエドワード・スノーデン氏がキャリアや恋人との幸せな人生を捨て、重大な告発を決意するまでの過程を描く。スノーデン氏をジョセフ・ゴードン=レヴィット、その恋人をシャイリーン・ウッドリーが演じるほか、オスカー女優メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソンらが脇を固める。」
* * *
以前「スノーデン」のドキュメンタリー映画を見たことがあった。
その時は香港のホテルの1室で、
米国政府に事前に逮捕されないようにいかに腐心しながら暴露インタビューを成功させたか、という映画だったので
専門的な用語とかあってもよくわからないまま、
政府に対する敵対行為の緊迫感だけが伝わってきたが、
その時は香港のホテルの1室で、
米国政府に事前に逮捕されないようにいかに腐心しながら暴露インタビューを成功させたか、という映画だったので
専門的な用語とかあってもよくわからないまま、
政府に対する敵対行為の緊迫感だけが伝わってきたが、
今回の映画は「スノーデン」の人生そのものにスポットを当てており、
社会派映画としての出来栄えは非常に高く感じた。
社会派映画としての出来栄えは非常に高く感じた。
「個人情報」が筒抜けの状態を知って苦悩するスノーデンの姿。
最初は「個人情報を収集するのも国家の安全のため」という考え方だったが、次第に「自由の国アメリカがそれでいいのか?」という考え方に変わっていくのを無理なく描写できている。
「ホリエモン」なんかは「付き合った女の影響で考えが変わった」なんていう解釈をしてたけど、
ホリエモンはアホだからね。(笑)
そんな単純な話じゃないよ。
ホリエモンはアホだからね。(笑)
そんな単純な話じゃないよ。
これはスノーデン自身の良心の問題なんだということ、
そして、「自分自身の良心に従って生きることの大切さ、そしてその大変さ」をメッセージとして内包する映画だった。
そして、「自分自身の良心に従って生きることの大切さ、そしてその大変さ」をメッセージとして内包する映画だった。
* * *
犯罪行為を犯していることを公表する「内部告発者」を犯罪行為にするわけにはいかないから、
米国メディアのほとんどはスノーデンを擁護する立場に傾いている。
米国議会もこの「政府犯罪」に対してはNOを突き付けた。
まだまだ危なっかしいけど、
米国は民主国家としての機能がきちんと働いているな~と感じる。
米国メディアのほとんどはスノーデンを擁護する立場に傾いている。
米国議会もこの「政府犯罪」に対してはNOを突き付けた。
まだまだ危なっかしいけど、
米国は民主国家としての機能がきちんと働いているな~と感じる。
片や日本はどうなんだろう?
政府発表をそのまま報道するだけでなく、
忖度して都合の悪い情報を伏せるメディア。
スノーデンをただ単に「犯罪者」としてだけしか報道しない日本のメディア。
これから先、
本当に日本は民主国家のままでいられるのか、ホントに心配してます。
「個人情報」をどう守るのか?について不安を感じている人にもおススメ。
私は少なくともPCのカメラの部分にはテープで蓋をすることに決めました。
電源を入れずとも遠隔操作で勝手に撮影ができるみたいだからね。
これはスマホも同じだから、
皆さんも気を付けましょうね~。
オリヴァー・ストーン監督×ジョセフ・ゴードン=レヴィット!映画『スノーデン』予告編