先週末、親せきに不幸があり葬儀に出席するために帰省した。
そして、葬儀が滞りなく終わりみんなで食事している時に
ある親戚の方から「まだふらふらと遊び歩いてるの?」という質問を受けた。
ボク自身、子どもの頃から貧しい家庭で育ち、
大学時代も当然のことながら超貧乏だったので仕送りも貰えず、
学費から生活費からすべて自分のアルバイトでどうにかこうにか賄ってきたし、
だから、仕事をしなかった時代なんてこと自体が皆無だったし、
そして、そのことは親せきの方々もみんなご存じのことだと思ってたので
てっきり冗談だと思って笑って受け流し、
現在の仕事についての説明をしたところ、
「ああ、きちんと仕事をしてるんだね。さっきの発言はホントに申し訳なかった」と平謝りされた。
とにかく、
まずはさっきの言葉が冗談じゃなかったってことに軽くショックを受けた。
「仕送りなしで苦学生してた」という話は別に声を大にして言いふらしてるわけじゃなかったので知らなくても当然かもな~とも思ったけれど、
だからといって「遊び惚けてる」というイメージも普通持たないよね?
誰かが「遊び惚けている」という話を周囲にしているからそう思われてたんだろうな~と思い至り、
しかも、それを言いふらしている人間も見当がついたので
さらに悲しい気持ちになった。
うん、
人を貶めて自分を持ち上げようとする人間はどこにでもいるよね。
どこにでもいるとはわかってても自分の身内、特に近しい存在が自分をネタにそうやっているのを知ると本当に切なくなる。
こういうことを書いてるとさらに悲しくなってきたのでこの話はもうおしまいにしよう。