ふだん、平和の中で何気なく生きていても
いろんな場面で過ちを犯すし、
そのことによって人を傷つけたりしている。
できるだけそうならないように努めていたって
調子に乗って我を忘れてついつい・・・なんてこともしょっちゅうだ。
だからといって
傷つけられた側が「しょうがないよね」と思っても
傷つけた側が同じコトを言葉にしちゃいけないんだよ。
傷ついた心っていうのは
治ったようにみえても
ときどきフラッシュバックが起きてそのキズがうずきだす。
もちろん、
どこかで区切りが必要だけど
それはやった側が決めるんじゃなく、
やられた側が決めるべきところなんだよ。
これは賠償するとかしないとかいうようなお金の問題じゃなくて
「気持ち」の問題ね。
「申し訳なかった」という気持ちがあれば、
特別なことをしなくたって必ず伝わるんだよね、なぜか。
きっとヒトにはそういう「オーラ」というか
「エネルギー」というか、
「後光」というか
「気」というか
とにかく、いろんな表現があるけど
そういう目に見えない何かっていうのを感じとれる力が
ヒトには備わってて
具体的な言動だけじゃなくて
そういうものを感じ取っているんじゃないかと思う。
よく、「口ばっかり・・」なんていうことばもあるのは
そういう「気」を感じとってて
それとは違う感じがするからなんじゃないかと思うんだよね。
だからきっと
「ウソはいつか必ずばれる」というのは本当のことなんだと思う。
だから、今だませてるからといって調子にのってやり続けるんじゃなくて
ウソをつかないですむ方向で考えていってもらいたいもんなんだよね。