JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

QSLカード受領処理_2020年7月分

2020年12月22日 22時21分15秒 | 交信記録や書類

カムバックしてからいただいたQSLカード、今回は3回目@7月受領分の処理だ。いただいた枚数は17枚で過去2回とほぼ同じだが、NG内容の傾向は新たな感じだった。で、その詳細を以下にまとめた。

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■星の意味
 ・★:紙くずQSLカード(本当は違うのに、QSLカードのふりをしている。)
 ・☆:不親切なQSLカード(もうちょっと頑張ると、1人前のQSLカードになれる?)
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★QSO時刻のタイムゾーン未記入or選択なし。……3件
国内同士のQSOだからか、“JST”の記述が無い。また、予めJST/UTCなどと書いてあるのに、一方の選択or抹消がされていない。仮に430MHz帯でのQSOであっても、明確にして欲しい情報だ。

★QSO年月日の一部を記入ミスの上、抹消訂正してある。……1件
もう論外です。書き直しすべき“やらかし”です。証明書の証明すべき内容の書き損じを外に漏らさない、手元から出ていかないように、現状のやり方を是非見直ししてください。

★ToRadio欄のコールサインに冗字……1件
プリフィックスとサフィックスの間にハイフォンが書かれていた。更には発行人自身のコールサインにはハイフォンを入れていないQSLカードって、やるんなら一貫性があるようにしなきゃダメだわ~。

☆複数ログデータ用レポート欄なのに、余白部を無効にする記述なし。……1件
5件のログデータに対応可能なレポート欄に1件のみ記入して、未記入である残りの4件の欄に対して“End of QSO DATA”や“以下余白”などの記述が無かった。これじゃあ余白欄を使ってデータの捏造が可能だな。

☆アンテナ欄に数字1桁しか書いていない。……1件
書いてある(印字している)内容が“4”のみ。意味不明です。

☆レポート面に自局コールサインや運用場所の記載なし。……1件
どの局からのQSLカードなのか?どこから運用したものなのか?を見るために、わざわざウラ返しにしないといけない。実際問題、ウラ面を全く見ずに受領処理することは無いのだが、必須項目を片面で確認できないことは少々ストレスに感じる。

☆リグやアンテナが手持ち?レンタル品?の羅列状態。……3件
この情報の目的は、QSO時に使用していた設備を相手方に紹介することであって、持っている全設備を紹介するものではないと認識しているが、これが使用設備を明確にしないままで単なる羅列のみだと、申し訳ないけど「どうだ!俺はこれだけのリグやアンテナを持ってるぞ、すごいだろ!」などと主張しているようにしか見えない。まぁ、気~つけてほしい。

☆送信出力が羅列状態。……1件
これは初めてのネタだと思う。具体的には“1000/500/100W”となっているが選択および抹消が無く、羅列状態になっている。これもリグやアンテナと同じ感じで「キロワッター自慢かい?」と受け取ればいいのかな?

■今回の内訳
・受領枚数:17枚
・OK枚数 : 8枚(手書き=0枚、印刷=8枚)→OK率:47%
・NG枚数 : 9枚(手書き=3枚、印刷=6枚)→NG率:53%

【注】“手書き”は、QSOデータなど必須項目についてのみカウントし、使用設備のマーキング、サイン、コメントなどは除外した。

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以前の記事でも述べているが、あくまで本記事の目的は“紙くずQSLカードの撲滅”だ。今回は17枚で延べ9件(←☆ネタを含む。)のNGおよびその予備軍が見つかった。

今一度、QSLカードの発行者各位におかれましては、記入内容および各項目の記入プロセス、および出来上がったQSLカードにNG箇所が無いのか?を再確認していただけたらと思う。せっかく手間とお金をかけて作成したQSLカードなのですから、それが“紙くず”になるなんて悲し過ぎると思いますので…。


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