結果的に「遅ればせながら~。」だが、旧R148の新潟県側で長らく崩壊したままになっていた区間が、知らない間に復旧していた。本日2016年10月16日の15:27、スマホでUP写真を撮影した。
念のため、この記事を書く前に開通に関する情報をネット検索してみた。正確には分からなかったが、mixiのコミュニティ-“国道148号線”によれば、遅くとも2014年11月4日には復旧していたことまで分かった。ちなみにうぃっきーさんの“新潟県道375号平岩停車場蒲原線”では、まだ工事中の記事のままであった。
さて、知ることになったきっかけは、R148を北上している際に漠然と「ラクティスでは通ったことが無いし、もう何年も行ってないな~。」と思いながら現道の國界橋を渡ってすぐにスピードダウンして左手を見てみた。すると特に封鎖と言うか通行止ではなかったので、ダメ元で旧道に向かってへ上ってみた。
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ちなみに、この“上った道”は旧R148ではないがr375の一部となっている道で、長野県側の旧R148(現道の湯原トンネル南側約100m~旧道の国界橋の北側約100mの間)が通行止(と言うか2002年8月に現地で見た光景だと、長野県側の洞門は、わらが積み上げてあったり等、地元の倉庫のように使われている。情報がちと古過ぎだけど。)のためクルマで通り抜けができない状況なので、めいっぱい旧道をUターン無しで通り抜けるためには通らざるを得ない道だ。
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話を元に戻そう。旧道に乗ってから右手(葛葉峠方向)を見ても、通行止にはなっていない。落石や大きめの木なども無く、使用感ゼロという感じも無い。それでも交通量は皆無なのか、落ち葉がやや多めな感じだ。そんな道だから突然何が現れるか分からないので、法定速度の40~50%くらいのスピードで進んだ結果、見事に崩落区間が復旧していた。
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帰宅して手持ちのbefore写真(撮影2002年、崩落中)と比べてみると、崩落していたのは写真手前側にある灰色の洞門を抜けた直後から、写真右手奥側にある灰色の洞門の手前までの間だ。ちなみにbefore写真では灰色の洞門も赤色となっており、おそらく奥の赤色の洞門とつながっていたのでは?と。(←さすがに崩落前の記憶は、そこまで詳細に残っていないので…。)そして復旧時には、破壊されなかった洞門に再塗装などを施した上でそのまま現役続行とし、コンクリートの洞門を新設したものと思われる。
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とりあえず今日はUP写真を含めて3枚の写真を撮影して、引き続き道を進む。路面は傷みが多いものの致命的なものは無く、無事に葛葉峠~白馬大仏~白馬温泉入口~平岩駅前~平岩集落に到達。ここには反対方向用の青看板が有り、復旧前には“白馬温泉の先 当分の間通行止”となっていたが、今日は“白馬温泉”だけ残して他は青板で隠してあった。そして「せっかく開通させたのに、案内している到達点が崩落点より手前なのって一体…。」と突っ込みを入れてしまった。(笑)
詳しい復旧年月日は分からないままだが、およそ20年の不通期間を経て見事に復活したR148旧道。新潟県側約100mを含めて長野県側の通行止は有るものの、Uターンせずに葛葉峠を通ることが出来るのは、個人的に喜ばしい。併せて、何時まで経っても復旧しないのは、復旧しなくても事実上困る人がいない(民家なし、現R148がある)から放置しているのだと思っていたが、それは誤解だった。復旧を成し遂げた関係者各位に、改めて敬意を表します。
尚、白馬大仏~葛葉峠頂上間、法面工事施工中の為、片側交互通行止をしています(看板設置)。塩の道歩行者は片側交互通行関係無しに通れる?みたいです。
冬季閉鎖が解除されている件を含め、infoありがとうございます。
こちらは5/4の撮り鉄の道中(通りすがり)で、國界橋北西側交差点の数メートル奥に簡易バリケード(通行止標識や看板は何も無い。)が有るのを見て、「まだ冬期閉鎖中か?」と思ったりしてました。
いただいたinfoから察するに、あれは再び通行止になってた訳ではなかったということで、ひとまず安心しました。