JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

真剣勝負を見せてくれ!

2008年09月10日 06時09分57秒 | 雑感や疑問など

数日前に、あるハムショップからDMがメール便で届いた。IC-7000とIC-7700の試聴会を行うらしく、その招待状とIC-7700の専用カタログが同封されていた。行きつけの店でもないし、何と言ってもYAESUじゃないからな…。とりあえず眼中にないので、参加はありえないだろう。

ところでアイコムに対して、ここ数年疑問に思っていることがある。それはマイクロフォンである。このメーカー、少なくとも15年以上前から同じスタンドマイクを各モデルのオプションに位置付けている。現在もそのスタンドマイクはモデルチェンジすることもなく、廉価機も最高級機も同じ設定だ。

私は「オプションとは、以下の内容を具現化するもの。」と考えている。
・マイナーな仕様に個別で対応する。
・装備することで特性(能力)が上がる。
・上がった特性はメーカー推奨、すなわち“イチオシ”の状態である。

しかしアイコムのスタンドマイクは、上記のようになっているとは思えない。10万円のRIGも100万円のRIGも同じマイクロフォンである。しかもコンデンサマイクだ。これで本当に高級機の開発を真剣に行ったのだろうか?と感じずにはいられない。

別の切り口で見ると、「当社のマイクロフォンは、15年以上前に理想のスペックで完成しております。どんなRIGでも最高のパフォーマンスを引き出します。」と言っているのと同じだ。じゃあ、10万円のRIGと100万円のRIGの送信部は、DSP部を除いて同じ出来映えなの?本当に差がないの?価格差は全てが受信部のスペックの差なの?等となるわけである。まぁ、常識ではそんなことはありえないだろう。

アイコムさん、RIGでもMICでもどちらでも良いので、もっと真剣に商品開発してYAESUファンの度肝を抜いてみてください。期待しています。


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