自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

ただいま準備中です

2006-01-22 19:09:00 | お散歩
青々と茂った細い葉・・・ヒガンバナ(ユリ科)の葉です。
秋の終わりから3月頃にかけて葉を出し、栄養を蓄えているのです。
3月の終わり頃には葉は枯れていまい、そのまま秋の開花まで休眠状態にはいるそうです。競争相手の草が少ないこの時期に、葉を茂らせて効率よく栄養を取っているのです。



ヒガンバナは実が実らず、球根(鱗茎)で繁殖するそうですが、この球根は有毒で生食すると下痢などを起こすそうです。でもすりおろして、水によくさらすとでん粉を取ることができ、食用となるみたいです。
秋の彼岸頃に咲く赤い花は良く見かけますが、葉はあまり注意してみたことはないですね。人知れず努力している葉・・・目立たず地味なことも大切なようです。

1月中旬 大和市内にて
食用にしたのは、飢饉の時だけだそうです。激しい下痢などに見舞われるので
絶対に口にしないようにしましょう。
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早くも満開

2006-01-22 12:25:01 | お散歩
いつものように散歩をしていると、ほのかに良い香りが漂ってきて、ふと見ると
黄色い塊が・・・



ロウバイ(ロウバイ科)です。1月の始めくらいから咲き始めるそうですが、
花の少ないこの時期に、鮮やかな黄色と甘い香りが心地よいです。
「蝋梅」とあらわしますが「梅」とは関係がありません。
ここ横浜でも昨日の雪が残っていますが、春は確実に近づいているみたいです。

1月中旬 大和市内にて
この花は、正確に言うと「ソシンロウバイ」みたいです。
「ロウバイ」の花は、内側の花弁が暗紫色になるそうです。
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