テイカカズラ[定家葛](キョウチクトウ科)
林の中を歩いていると、足元に小さな白い冠毛があるのに気付きました。
立ち止まってみると、それはテイカカズラの種子でした。林床に生える草の上に降り立ったようです。
種子の表面には細かく縦に筋が入っていますね。種子の様子を細かく見たのは初めてのことです。
白い冠毛は、こんなに狭い所からまとまって付いているんですね。極細い冠毛が幾つ付いているのでしょう。考えるだけで気が遠くなりそうです。
先日載せたテイカカズラとは、別の林で出会ったのですが、この種子はどこから飛んできたのでしょう。
目的地の地表まではあと少し。無事に定着することを祈ります。
2月中旬 横浜市内にて