
川沿いの道にはこんな花も咲いていました。
あまり出会いたくない花、ワルナスビです。
花糸よりも長い、黄色い葯が目立ちますね。まるでバナナのようです。
この花は白いですが、やや紫がかった花を付けることもあります。
茎はもちろんのこと、葉脈上にも鋭い刺があります。特に葉裏に多くつくので、うっかり抜こうとすると痛い目に遭います。
果実は液果で、橙黄色に熟します。その様子はミニトマトにも似ていますが、ジャガイモにも含まれる有毒成分ソラニンを含みます。
実だけではなく全草に含まれる有毒植物でもあります。
この場所には以前ワルナスビは生えていませんでした。
一度侵入を許すと駆除するのは大変です。
ここは人通りも多いので、子供が怪我をしないことを願います。
ワルナスビの実
8月上旬 横浜市内にて