テリハノイバラ[照葉野茨](バラ科)
本州~四国、九州の日当たりの良い海岸や山野、川原などに生える落葉低木。茎は長く匍匐し、立ち上がりません。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~9枚で光沢があり、両面とも無毛です。先は丸いかやや尖り、縁には鋸歯があります。托葉は幅が広く厚みがあり、縁は鋸歯となります。葉軸や葉裏の主脈には腺毛があります。
5~7月、枝先にやや大きめの白色の花を咲かせます。花弁は5枚で、雄蕊は多数あり、花柱は合着し有毛です。
岩場にはテリハノイバラに覆われている所もありました。家の近所で見るノイバラよりも、葉が厚く光沢があります。
所々に赤い実を見ることもできました。
この赤い実、以前は日本薬局方で「営実」の基原植物の一つとされていましたが、現在は削除されているようです。
海岸でよく見られますが、海岸以外にも広く分布します。茎が立ち上がらず地を這うところが一つのポイントでしょう。
ノイバラよりも大きめの花、いつか見てみたいですね。
11月下旬 伊東市内にて
本州~四国、九州の日当たりの良い海岸や山野、川原などに生える落葉低木。茎は長く匍匐し、立ち上がりません。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~9枚で光沢があり、両面とも無毛です。先は丸いかやや尖り、縁には鋸歯があります。托葉は幅が広く厚みがあり、縁は鋸歯となります。葉軸や葉裏の主脈には腺毛があります。
5~7月、枝先にやや大きめの白色の花を咲かせます。花弁は5枚で、雄蕊は多数あり、花柱は合着し有毛です。
岩場にはテリハノイバラに覆われている所もありました。家の近所で見るノイバラよりも、葉が厚く光沢があります。
所々に赤い実を見ることもできました。
この赤い実、以前は日本薬局方で「営実」の基原植物の一つとされていましたが、現在は削除されているようです。
海岸でよく見られますが、海岸以外にも広く分布します。茎が立ち上がらず地を這うところが一つのポイントでしょう。
ノイバラよりも大きめの花、いつか見てみたいですね。
11月下旬 伊東市内にて