アマドコロ[甘野老](キジカクシ科)
林縁の斜面では、アマドコロが花を咲かさえていました。この場所は、毎年アマドコロが固まって生えている所です。ざっと見ただけでも10株はありました。
葉腋から花柄をだし、花を2個ずつ付けています。茎の上部の花はまだ開いていませんね。以前にも載せましたが、アマドコロは下から花を咲かせていくようです。
昨日載せたホウチャクソウの花に似ていますが、アマドコロの茎は枝分かれしません。
アマドコロの根茎を掘り取り、乾燥させたものを「玉竹(ぎょくちく)」と言って、滋養強壮などに用います。これも生薬として用いられていたのですね。
花は何度も見ていますが、実の生る様子を見たことがありません。今年はその様子も観察したいです。
4月中旬 横浜市内にて