クサボケ[草木瓜](バラ科)
林縁の斜面にクサボケの花が咲いていました。柔らかい若葉の緑の中で、鮮やかな花色ですね。
子供の頃住んでいた家の向かいの斜面にもたくさんのクサボケがありました。これも春の訪れを告げてくれますね。
果実を見る機会がまだありませんが、まだ青味のある夏の終わりごろに採取したものを湯通しして、輪切にして天日で乾燥させたものを「和木瓜(わもっか)」と呼び、滋養強壮、鎮咳去痰、利尿薬として用います。
これも身近な薬草なのですね。
今年は果実と出会うことができるでしょうか。探しに出掛けます。
3月下旬 横浜市内にて