サジガンクビソウ[匙雁首草](キク科)
本州~沖縄のやや乾いた山の木陰に生える多年草。葉の縁にはほとんど鋸歯は無く、茎葉は少なく倒披針形です。根生葉は舌状で花期にも残るのが特徴です。
8~10月、茎先に頭花を下向きにつけます。頭花は半球形で柄があり、多くはその直下に葉状の苞があります。
林の中では、サジガンクビソウが花をつけていました。この花は秋というイメージがあるので、7月に見ると、なんだか夏が終わってしまったように感じてしまいます。
サジガンクビソウの特徴である、花期にも残る根生葉の様子が分かるでしょうか。この根生葉を撮りたかったのですが、花の方はぼやけてしまいました。
この林では、ヤブタバコやガンクビソウ、ヒメガンクビソウなど、同属の花たちも見ることができます。サジガンクビソウやヒメガンクビソウは、この中でも少し早めに花をつけるようです。
暑い日が続いていますが、秋は確実にやって来ていますね。
2011年の花
7月中旬 横浜市内にて
突貫工事で名前をつけて回ったのでしょうか
間に合わせの感が払拭できず、おもしろく思えました
サジガンクビソウ、・・・・・・。
素敵なショットと解説から、様子、雰囲気、伝わってきました。
ご紹介、ありがとうございました。
昨日も、コメント&応援ポチに、恐縮、深謝、深謝です。
応援ポチ♪♪
サジガンクビソウというのがあるんですね。
すべてガンクビソウで片付けていたようです。参考になりました。
私にはどちらか区別がつかないかも (^^ゞ
でも面白い形をしていますね♪
下から思い切り撮ってみたいです (*^-')ノ⌒☆
PP☆
植物の名は、見た目からきたものがほとんどではないでしょうか。
感心するものもあれば、?と思うものもありますね。
サジガンクビソウ、毎年恒例の出会いになりつつあります。
それがまた嬉しくもあります。
ポチ、ありがとうございます。
サジガンクビソウの仲間は、花期に根生葉があるか無いかが、初めの区別だそうです。
色々とあるようなので、探してみると面白いと思います。
俯き加減に付く花の様子が、何ともいえませんね。
恵さんならどんな風に撮っていくか、見てみたいですね。
PP☆、ありがとうございます。
また、珍しい野草ですね。つぼみか花か、見てみたいです。名前がおもしろいですね。
花の姿は、ある意味キク科らしい花だと思います。
咲いているのか実になったのか、そこが今ひとつ分からずにいます。