自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

道端の薬草・・・

2007-05-24 21:17:00 | お散歩
カラスビシャク[烏柄杓](サトイモ科)。
草地や畑で普通に見られる多年草で、葉よりも長い花茎をのばし、その先に緑~紫緑色の筒状の苞を出します。その中に上部は雄花、下部は雌花の密生した花軸があり、この花軸の先は筒状の苞から外に長く突き出します。去年も載せましたが、今年の方がきれいに撮れたでしょうか?この写真は道端で撮ったものです。
あちらこちらに、カラスビシャクはあったのですが、苞がまだ付いていないものや撮り易い向きでないものばかりでした。ここは、何気なく通りかかったところですが、十数メートルにわたりカラスビシャクが生えていました。
散策の途中で、探していた草木をふと見つけることがありますが、こういう時はその草木たちに、何か呼ばれたような気がします・・・・・
コルク層を除いた塊茎を「半夏(ハンゲ)」といい、多くの漢方薬に配合されています。夏以降に掘り取って水洗いして皮をとり、日干ししてから用いるそうです。
ぜひ一度、白い塊茎を掘り出してみてください。。。。。

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2 コメント

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Unknown (あぶ)
2007-05-25 01:18:45
いつも丁寧な説明を入れていただいているので、とても勉強になります。
ハンゲと言うのはどんな形なんでしょう?気になります。そのうち掘り返して確認してみます。
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Unknown (YAKUMA)
2007-05-25 18:09:46
こんばんは、あぶさん
塊茎はコロコロとした感じです。
ぜひ掘り返してみてください。
返信する

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