自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

不思議な木・・・シュロ

2007-12-10 22:07:00 | お散歩
シュロ[棕櫚](ヤシ科)
雌雄異株の常緑高木。葉の裂片は線形で、古くなると先端部分が折れて垂れ下がります。葉柄は長く1m位あります。
この木も子どもの頃に住んでいた家に植えてありました。独特な葉の形と毛深い幹、私にとって印象深い木のひとつです。
先日、下の子供と二人で散歩していると「お父さん、あの木は何の木か分かる?」と聞いてきたのが、このシュロでした。やはり葉の形と幹にある毛が気になっているようで、「鳥が実を食べるから、いっぱい生えているよ」と教えたところ、ちょうどこのシュロの実を見つけました。
大きなものや小さなもの、葉の開き始める前のものなどいろいろなシュロを観察することができて、楽しかったようです。
幹の毛は、水に強く腐りにくい、水捌けがよい、細くても丈夫などの性質があり、棕櫚縄、マットや束子、篩の底の材料として用いられます。材も鐘を撞く撞木(しゅもく)として用いられるそうです。
こんなに有用な木とは知りませんでした・・・・・

12月上旬 横浜市内にて 
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2 コメント

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Unknown (sae)
2007-12-11 15:32:30
こんにちは~
シュロの樹はかなり大きくなりますよね~(家のご近所のは高木です)
とても目立ちます。どうしてか考えたんですが、幹の途中に
なにも葉がなくて、上のほうだけ有るんですよね。それでかな~
とも思ったりしますが、もう何回か先端が折れているんでしょうね。
家にはシュロのマットがあります。
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Unknown (YAKUMA)
2007-12-11 21:31:57
こんばんは、saeさん
シュロは独特の樹形ですよね。
この木は、道端で3本並んで生えていたのですが、この1本だけ樹高が低く、ちょうど目の前辺りに実がなっていました。

シュロのマット、使い勝手は良いでしょうか。
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