自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

待機中・・・オニノゲシ

2010-03-06 18:08:00 | お散歩


オニノゲシ[鬼野罌粟](キク科)
道端の草地では、こんなロゼットが葉を広げていました。
前日に降った雨の滴が、葉についていてきれいです。
去年の秋ごろに芽生えたものでしょうか。これから花を咲かせるために、いっぱい太陽を浴びて生長しないといけませんね。
でもその前に、草刈に遭わないことを祈ります・・・

オニノゲシの花

2月下旬 横浜市内にて
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またまた、無我夢中・・・

2010-03-05 21:05:00 | お散歩


アオゲラ[緑啄木鳥](キツツキ科)
林の中を抜けた所で、キツツキのドラミングが聞こえてきました。コゲラのそれよりも力強い音です。しかも、すぐ近くから聞こえてきました。音を頼りに近づいて行くと、コナラの幹でアオゲラが夢中になって幹を突いていました。
ほぼ真下でカメラを構えても、気付く素振りもありません。激しく、激しく突いています。
どんな餌を食べているのか、はっきりとわかりませんでしたが、アオゲラが突いた木のかすが顔の横に飛んでいる所を撮ることができました。
夢中になって木を突くアオゲラを、夢中になって撮る自分がいました。

10月のアオゲラ

2月下旬 横浜市内にて
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無我夢中・・・

2010-03-04 20:56:00 | お散歩


コゲラ[小啄木鳥](キツツキ科)
草はらの隅にある、立ち枯れたオオブタクサの茎にコゲラが1羽とまっていました。
よほど餌が豊富なのでしょうか、私がカメラを向けるのも構わずに、夢中になって茎を突いています。おかげでたっぷりと写真を撮ることができました。
コゲラはシジュウカラと混群を作って行動することが多いのですが、この時もシジュウカラと一緒にいました。でも、私が近づくとシジュウカラの方は先に逃げてしまい、コゲラだけ取り残されてしまったのです。
そんなことにはお構いなく、餌を食べることに夢中のこのコゲラ、よっぽどお腹が空いていたんでしょうね・・・・・

1月のコゲラ

2月中旬 横浜市内にて
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売れ残り・・・ハリギリ

2010-03-03 21:37:00 | お散歩


ハリギリ[針桐](ウコギ科)
北海道~九州の山地や低地の雑木林などに生える落葉高木。葉は掌状で大きく、径20~30㎝にもなります。樹皮は粗く縦に裂け、コルク質の感じでクヌギの樹皮のようです。枝や若い幹には刺があり、材が桐に似ていることからこの名がついたそうです。
7~8月、散房花序をつけ小さな花をたくさん咲かせます。秋も遅くに黒熟する実をつけます。
この辺りでは、わりとよく見かける木です。2月の終わりでも、実をたくさんつけていましたが、ヒヨドリやカラスが食べに来ているようでした。近くの林では、実生した若木がよく生えています。鳥によって種子が散布されるのでしょう。
若芽は山菜として食べられるそうです。そんな若芽もそろそろ芽吹いてくるでしょうか。

2月下旬 横浜市内にて
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開花待ち・・・コブシ

2010-03-02 20:53:00 | お散歩


コブシ[辛夷](モクレン科)
コブシの花芽がだんだんと膨らんできたようです。この株は、近所の雑木林に生えているのですが、樹高は高く5メートル以上はあると思います。
たくさんの花芽をつけていますが、せっかく花が咲いても見上げるように見ないといけません。少し離れて全体を見て楽しんだほうが良さそうです。
開花直前のこの花芽、「辛夷(シンイ)」といって生薬として用います。鼻炎の症状にも用いられる「辛夷清肺湯」という漢方に含まれていますが、この花芽を見ただけでは、花粉症の症状は改善されませんよね。

コブシの実

2月下旬 横浜市内にて
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