姫の実も・・・ヒメヤブラン

ヒメヤブラン[姫藪蘭]（ユリ科）
林際の道端で、こんな黒い実に出会いました。初め見た時は、ネズミモチの実かと思いましたが、この辺りにはネズミモチはありません。
拾い上げて見てみようと手にすると、茎が付いていて拾い上げられませんでした。
茎をたどって葉を確認すると、細長い葉がついていました。どうやらこれは、ヒメヤブランの実のようです。ヒメヤブランの花は何度か見たことがありますが、実を見たのは初めてでした。こんな実がつくのですね。
今日は、久しぶりに１日晴れていたので、気持ちよく過ごせました。

ヒメヤブランの花

３月中旬　横浜市内にて

ちょっと気になる・・・

ホオジロ[頬白]（ホオジロ科）
低地や低山帯で見られ、集落や農耕地、牧草地などの周辺、林際、雑草と藪の多いところなどでよく見られます。地上で採餌することが多いそうですが、このホオジロも田んぼの脇の茂みにいて、私の気配に気付いて田んぼの畦に出てきたところです。
あまり無理をして近付くとまた逃げてしまうので、少し離れたところから撮ってみました。
こちらに気付いていない振りをして、足元を突いたり、前の方を眺めたりしていましたが、やっぱり気になっていたようです。しっかりと私の方を見ていました。
近づけそうで近づけない、この距離がもっと短くなるといいのですが、なかなか縮まりません。

２月下旬　横浜市内にて

こちらも開花中・・・ホトケノザ

ホトケノザ[仏の座]（シソ科）
道端の畑の傍らには、こんな花も咲いていました。年末に花を見た畑とは別のところですが、同じ花でも春にみる花の方が、なんとなく元気なように思えます。この蕾の先の濃いところがいい感じですね。
３月も半ばになるというのに、今日は雪も降ったりして寒い一日でした。こんな天気だと、春を感じている花や蕾が心配ですね・・・・・

12月の花

２月下旬　横浜市内にて

みんなで花見・・・

畑の中の梅の木に、スズメが群れてとまっていました。
この辺りでは、ちょっとした梅林をよく目にすることができます。この梅もそんな梅林の中にありました。サクラに比べ花期の長い梅も、そろそろその季節が終わりのようです。
スズメ達は、思い思いの方を向いてとまっていますが、あまり花を楽しんでいるようには見えませんね。身体を丸め、寒さに耐えているようです。
啓蟄も過ぎ、春本番といきたいところですが、まだ寒い日が続きそうですね。

２月下旬　横浜市内にて

開花中・・・ヒイラギナンテン

ヒイラギナンテン[柊南天]（メギ科）
公園下の遊歩道では、ヒイラギナンテンが花を咲かせ始めたところでした。
前日に降った雨の滴が、瑞々しさを感じさせてくれます。
古い時代に観賞用として日本に持ち込まれたということですが、公園や庭などによく植えられていますね。秋には黒褐色に熟す果実をつけますが、今年はその果実も観察してみたいと思います。

２月下旬　横浜市内にて