自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

木の実いろいろ・・・

2020-02-16 22:44:00 | お散歩
マルバチシャノキ[丸葉萵苣の木](ムラサキ科)
関東以西の本州~四国、九州の沿岸に生える落葉高木。5月頃に咲く花は、白く芳香があります。
秋に黄色く熟す果実は、バナナのような香りがするそうです。
大きめの実、手が届かない高い所にあったので、香りは確かめることはできませんでした。

タラヨウ[多羅葉](モチノキ科)
タラヨウは、赤い果実を付けていました。
近所のお寺でも観察することができますが、久しぶりの出会いでした。

1月中旬 小石川植物園にて

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花と根と・・・

2020-02-12 19:35:00 | お散歩
ヒメサザンカ[姫山茶花](ツバキ科)
沖縄などに生える常緑小高木。リュウキュウツバキとも呼ばれています。
サザンカよりも花が小さいため、この名があるそうですが、香りはとても強いそうです。
残念なことに、この写真を撮った時は、香りには気付きませんでした。

ヌマスギ[沼杉](ヒノキ科)
こちらはヌマスギの膝根です。
ヌマスギというより、ラクウショウと言った方が馴染みがあるでしょうか。
膝根は気根の中の呼吸根に分けられます。
色々な方がブログなどに載せているので知っていたのですが、実際この目で見たことがなかったので、いつか見てみたいと思っていました。
今回観察ができて良かったです。

1月中旬 小石川植物園にて

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名残惜しく・・・

2020-02-06 21:15:00 | お散歩
ボダイジュ[菩提樹](アオイ科)
すっかり葉を落としたボダイジュの下を歩くと、見上げてみたくなりますね。
すると枝先にこんなものが付いていました。
これはボダイジュの果実のようです。細長いものは総苞葉で、果期になっても残ります。
この総苞葉と果実の形を見ると、どうやって落ちてくるのか気になります。
ボダイジュの下を歩き回って、落ちた実を探しました。
やっと見つけたものを上に放り投げてみると、果実を重りとして総苞葉がくるくると回りながら落ちました。
少しでも遠くに子孫を残すための工夫でしょうかね。
一度花が咲いている所も見てみたいです。
ちなみに、お釈迦様が悟りを開いたとされるボダイジュは、まったく別種のインドボダイジュです。

1月中旬 小石川植物園にて

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ドングリとなる・・・

2020-02-05 22:15:00 | お散歩
アカガシ[赤樫](ブナ科)
園内にはドングリの木も観察することができます。
これはアカガシ、この辺りも分布域になりますが、普段の散策ではあまり見る機会がありません。
私が気付かないだけだと思いますが、以前一度だけ散策中に出会ったことがあります。
材が赤みを帯びることからこの名がついたそうですが、葉先が長く伸び、葉柄も長めというのも特徴でしょうか。

よく見ると葉腋には小さなドングリの姿がありました。
アカガシは、5~6月に花が咲き、翌年の秋にこのドングリは熟します。
これからじっくりと成熟していくのですね。
昨日は立春、暦の上では春を迎えましたが、今夜から冷え込みが厳しくなるようですね。
風も強く、明日は寒い一日になりそうです。

2015年のアカガシ

1月中旬 小石川植物園にて

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ツクバネとも・・・

2020-02-04 22:54:00 | お散歩
ロウヤガキ[老鴉柿](カキノキ科)
中国原産の落葉小高木。雌雄異株で、果実は渋く食用には適さないそうです。
庭木や盆栽として人気もあるそうですが、職場近くの公園にもあったように思います。
大きさはちょうど一口サイズ。美味しければ人気も出ることでしょうに、食べられないとは勿体ないです。

1月中旬 小石川植物園にて

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