出迎えられて・・・

イワタバコ[岩煙草]（イワタバコ科） 

この夏、初めて筑波山に行ってきました。まず筑波山神社へお参りをし、隣にある宮脇駅から筑波山ケーブルカーに乗り、筑波山頂駅まで約8分の道のりです。

ケーブルカーを降りてまず目にしたのが、ホーム脇に咲いていたイワタバコです。初めて訪れた筑波山で、イワタバコの花に出迎えられた気分です。

残念なことに、この日は雷注意報が発令されていて、雷雲が近づくとケーブルカーは運休してしまうというアナウンスが繰り返しされていたため、眼下の景色を少しだけ楽しんで、乗ってきたケーブルカーの折り返しに乗って下山しました。

今回は急遽行くことになったので、ただ行っただけとなりましたが、しっかりと準備をして筑波山を再訪したいと思います。

８月中旬　つくば市内にて

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見慣れた花と・・・

クサネム[草合歓]（マメ科）

北海道～本州、四国、九州の河川の湿地や水田、水路周辺の湿地などに生える１年草。茎は直立し高さ40～120cm、葉は偶数羽状複葉で小葉は40～60枚あります。

8～10月、淡黄色の蝶形花を疎らに咲かせます。果実は豆果で、熟すと6～8節に分節します。

水田脇の水路や休耕田の端にたくさん生えていました。地元では見る機会が無かったのですが、知らない土地を歩いて新しい出会いがあると嬉しいですね。

スベリヒユ[滑り莧]（スベリヒユ科）

田んぼのあぜ道には、スベリヒユが所々で花を咲かせていました。近所の畑際などでもよく目にしますが、花の姿を撮ったのは8年ぶりでした。

ヘクソカズラ[屁糞葛]（アカネ科） 

道端の茂みでは、ヘクソカズラが花を咲かせていました。8月に見るのは少し早いでしょうか。これからが花の本番、近所でも咲き始めています。

８月中旬　土浦市内にて

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花と実と・・・

ハス[蓮]（ハス科） 

住宅地の中にある蓮田、元々は蓮田や水田があった所に家が建ったのでしょうが、土浦市内には蓮田も多く見られました。

花の季節には少し遅かったようで、道端では既に実の生った姿を見ることができました。

中の方ではまだ花が咲いていましたが、近づくことはできません。この白い花も花弁がもう落ちそうです。

白い花の方が多かったですが、こうしてピンク色の花も咲いていました。大きな花ですが、葉も大きいのでその大きさがかすんでしまいます。

蓮根の収穫は、もう始まっているようですが、最盛期はこれからのようです。蓮田を眺めながら歩いていたら、美味しい蓮根を食べたくなりました。

８月中旬　土浦市内にて

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いつからいるのか・・・

ヒレタゴボウ[鰭田牛蒡]（アカバナ科）

水田や湿地に生える熱帯アメリカ原産の帰化植物。葉は広線形で先は細く伸び互生します。

8～10月、葉腋に黄色い花を咲かせます。花弁は4枚で径3cm程です。萼片も4枚です。

茎には稜があり、葉の基部は茎に流れ稜とつながる翼となります。その様子がわかるでしょうか。

水田脇で黄色い花がたくさん咲いていました。茎にある翼を鰭に例えて、チョウジタデによく似ているため、ヒレタゴボウと名付けられたようです。ちなみにチョウジタデの別名がタゴボウとなります。

８月中旬　土浦市内にて

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雌雄揃って・・・

オモダカ[面高]（オモダカ科）

田んぼの隅で、白い花と出会いました。これはオモダカの雌花ですね。オモダカは雌雄異花で、雌花が花茎の下につき、雄花は上の方につきます。花は雌花から咲き始めますが、茎の上部にある蕾は雄花のものですかね。

すぐ近くには、雄花の咲いたオモダカもありました。下方にあるのは雌花の花後の姿でしょうか。

雄花を訪れているのは、ハナアブの仲間ですかね。私には同定できませんでした。

明日は、台風襲来の予報。被害が出ないことを願います。

８月中旬　土浦市内にて

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