自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

充電中・・・

2023-12-12 21:21:19 | お散歩

キタテハ[黄立羽](タテハチョウ科)
道端の草むらで、キタテハと出会いました。翅を広げて陽の光を楽しんでいるようです。
キタテハは、季節によってその姿が変わります。夏は黄色っぽい色で、秋になると赤みを増します。数年前の11月に出会ったキタテハはもう少し赤みが強く、オレンジ色に見えました。
このキタテハは夏型の色に見えますが、これも暖冬の影響なのでしょうか。詳しいことはわかりませんが、昆虫たちにも異常気象の影響はあるのでしょうね。

11月下旬 大和市内にて

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茹でたりせずに・・・

2023-12-10 18:37:25 | お散歩

タコノアシ[蛸の足](タコノアシ科)
久しぶりにタコノアシと出会いました。水辺の草むらに生えていたのです。まだ花の写真を撮ったことが無いのですが、今回もまた枯れ落ちる前の姿でした。


果実はさく果で、中に小さな種子が多数入っています。寄ってみましたが、種子の姿は確認できませんでした。
茹でる訳ではありませんが、赤く色付く様子を蛸の足に例えたとか。あまりそう見えたことが無いのは、想像力が無いからでしょうかね。

11月下旬 大和市内にて

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薬用、食用・・・

2023-12-09 18:55:49 | お散歩

クコ[枸杞](ナス科)
北海道~沖縄の川原、郊外の雑木林、畑の周りなど日当たりのよい場所に生える落葉低木。茎には枝の変形した刺があり、葉は軟らかく長楕円~楕円形で、先はやや鈍くとがります。
7~9月、葉腋に先が5裂する淡紫色のロート形の花を咲かせます。果実は液果で赤く熟します。
道端でクコの実と出会いました。クコの実は甘く、彩りも良いので薬膳料理にも良く使われています。
また、根を「地骨皮(ジコッピ)」、果実を「枸杞子(クコシ)」、葉を「枸杞葉(クコヨウ)」といって生薬として用います。
食用とも薬用ともなるクコ、大変有用な植物なのですね。

11月下旬 横浜市内にて

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薬用とも・・・

2023-12-08 22:24:20 | お散歩

クチナシ[梔子](アカネ科)
近所の畑の脇でクチナシが実を付けていました。散歩の途中で出会ったのですが、クチナシがあったことに今まで気付きませんでした。
果実は漿果で、カロチノイド系のクロシンという色素が含まれ、古くから染料としても用いられてきました。 
完熟した果実を乾燥させたものを「山梔子(さんしし)」といい、漢方にも用いられる生薬です。
今でも使われている、とても有用な植物なのですね。

11月下旬 横浜市内にて

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季節外れの・・・

2023-12-07 17:57:23 | お散歩

スミレ[菫](スミレ科)
道端のアスファルトの隙間から生えているスミレが、季節外れの花を咲かせていました。暖かな日が続いたこの秋を春と勘違いしたのですかね。
開裂した果実の姿も見えますが、この時期のスミレは閉鎖花を付けて繁殖します。写真中央にある蕾の様に見えるものが閉鎖花かもしれません。
アスファルトに囲まれて育つスミレ、小さな植物ですが、強かな植物でもありますね。

11月下旬 横浜市内にて

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