自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

名実共に日本一

2006-10-05 15:10:14 | Weblog
 セイダカアワダチソウとススキが勢力を伸ばす戦いをしているが、
最近はススキの方が勝ってきたような感がある。
どちらも今綺麗で美的には甲乙つけにくい。

昨日のこと広島県の方と話す機会があり情報をいただいた。
今年初め堂々川砂留が登録自然文化財に内定していたが
登録されて明後日、国から検分に来られると教えてもらった。
以下砂留の一部を再度紹介したい。





一番砂留とその案内(今年最高の雨量があった7月)





昨日草刈をして、本日焼却場へ持参した三番砂留、四番砂留の現在。
ビオトープの設計図を見て現地を確認する。
そのために刈った草が検分では邪魔になると判断した。





五番砂留と六番砂留で何度も使った写真だと思うので深く追求は止めてください。



この川が流れるトウトウ谷山林の境界をめぐって起きた訴訟合戦は
明治26年4月21日廣島地方裁判所尾道支部が判決を出した。
そんな出来事を「潼々谷餘滴」と言う記録本にして残されている。
昭和51年堂々公園が完成したことからそれを石碑にして建ててある。

話は変わってこの堂々川には源氏、平家のホタルが住む。
今日も幼虫を探したが、昼間は洗われた蔓葦の根の中や石の下の隙間にいるから、見つからなかった。
しかしホタルの餌、カワニナは数人の会員が何回となく放流してくれているので沢山いる。
カワニナの姿を見て欲しい。




下の写真の中央にいるのがホタルの幼虫2匹(昨年撮影)でその周辺に散らばっているのが幼虫に食されたカワニナの殻である。

砂留が国の文化財に指定されたので今日は真面目に歴史の本をめくりました。