自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

赤のシ(リ)ーズ

2006-10-26 12:42:24 | Weblog
 のぞみが止まる駅から3里。
柿が秋には赤くなる。食べると甘い味がした。
餓鬼の時代ははるかな昔だが、今日も秋のレッドを探す。

先ず眼に飛び込んだのは
アメリカハナミズキの赤い実と残り少ないサンゴ樹の実





我が家では世界三大紅葉樹の
スズランの木、ニシキギの赤に負けないハナミズキの赤色葉を楽しんだ後は
コブシともみじを紹介する。





コブシはブログ仲間の横浜のおーちゃん「横浜のほほん」さんのブログで赤い実を取り出すとき糸を引くと説明されていた。そのの通り木綿の糸見たいな白い3cm程の紐を見た。
もみじの実が風に舞うのはもう少し先になるだろうが、このくるくるは綺麗である。

次は縁起物の黒柿とクロガネモチ





クロガネモチはタラヨウと庭の七木入り争いをした経緯が有るが江戸の昔のことであり、
今ではクロガネモチの数がはるかに多い。これも時代の流れが示す変化なのか!
残り3つは薬草木としても紹介する。





トマトはアルカリ性植物であり胃腸の不調や肌荒れを防ぐ等すばらしい薬効が有るので別の機会に話さして貰う。
山椒は小粒でピりりと辛いといわれるが食欲不振や腰痛を和らげる効果がある。
(前回紹介した五木の子守唄のミスは仲間の指摘で分かりましたが稗ツキ節に出てくるのはこの山椒が正解です)

今日、最後を締めるのは柿、
すでに縁起物の柿を紹介したが薬としての柿は
「柿が色ずくと医者が青くなる」
との諺もどきが有るくらい、柿が熟すと医者へ行く人が減るのである。
お酒の好きな人には二日酔い防止の効果があり、
又、好きな人が出来て身体が火照るなどの時には冷やす効果もあり試してみるとよい。



そうだ、今日は柿の日だ。