自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

帝釈天

2009-11-24 17:25:28 | Weblog
 ジョウビとメジロが招き鳥だ。


旅から帰ってきたジョウビタキ(♂)

山から下りてきたメジロ


日ごろの勤労に感謝し旅に出て、気分をリフレッシュして来いと招いてくれた。

とにかく紅葉を見ようと北へ車を走らせる。
福山市の北部を山から見ると、谷の向こうに福の山がある。
招き福の鳥。きれいな風景を感謝。



そこから少し182号線を登ると昔陶磁器を作っていた姫谷焼窯跡がある。
伊万里、古九谷、姫谷焼は初期3大色絵磁器と言われるが
この姫谷焼はすでに作られなくなって久しい。




登り窯の跡


昼間なのに道路の端にある温度表示は9℃。
紅葉がきれいだ。



突然話し方が備後弁になり、わしゃ こうよう なのう見るんが好きなんじゃー。
多分このあたりが今日の紅葉の最盛時期だろう。
紅葉に見とれ、間違って入った狭い油木からの山道を通り過ぎるとそこが目的地だった。


備後の帝釈天




危険だから入らないでと書いてある。
アー世が世なら、フウテンの寅さんがこの地で撮影してくれていたら
このお寺さんは修理されて皆を見守っていただろう。
寅さんが訪ねるはずの次のロケ地であったが主役がお亡くなりになった。
周囲をよく見ると虎屋なる家もある。
もったいない名勝地である。



夕暮れで寒くなる。
現在の気温6℃
ちなみに帝釈峡にある鍾乳洞



この中は夏も冬も常時11℃とか!
寅さんの妹役によく似た人がこの近くの茶店のおかみさんだが
あれから年代がたったから、記録を残すのは遠慮された。