自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

煙霧

2011-02-09 19:49:07 | Weblog
マンサクの黄色い花が目に入る昼さがり
ゴー音を頭上で響かせヘッピリコブタが北へ進む。





急に空が暗くなり、そのうちポツリポツリと1ケ月以上もご無沙汰の雨が落ちてきた。


堂々川で工事中のビオトープに雨が落ち

堂々公園の街灯に火が灯る15時過ぎ


雨に濡れるのを途中でやめて帰り道、雨が降る前、気になっていた捨てられたゴミ



数が増えているではありーませんか!
雨の前が4つ、帰りには7つに!
決めた、決めた、明日は上流の会社・施設へお願いに行くぞ!
お願いの文書を作成した。
そして今日、
文書を携えて企業訪問。
「最近特に12月からゴミのポイ捨てが大幅に増えだしたのでお願いにあがりました」
 6社ある内の数社を回りお願いした。
ある法人は次の言葉を出さないうちに
「この下の道路はグランドゴルフ場や堂々公園があるから捨てる人は多いはずだ」
「お宅でもゴミを捨てないキャンペーンをお願いできないでしょうか」
「うちの従業員はごみなんか捨てない。教育をしているし、そんな人はいない」と回答。
=誰もお宅の誰かが捨てたとは言っていないのにまーいいや、この会社ひょっとしたら相撲協会並み=だまって聞くか!と心の中で呟く
「でうちは何をすればよいのか」と尋ねられたので
「標語の掲示やゴミを捨てないでねの声かけをお願いしたい」と
「うちで作るのか」「本日お持ちしたお願いの中は写真が満載ですからこれを掲示してもらっても良いですが」わかりましたと協力の言葉をいただいたのでそこを辞して帰った。
次の会社は
そこのトップが出てこられ最初はゴミの話にけげんそうな顔だったが
「いつも我々の通り道を綺麗にしてもらいありがとう。ホタルも飛び夜勤で帰るときは癒される」
期待以上の言葉が出てくる。
その後話が盛り上がり安全会議の議題にするとかお客様にもお願いする」課長や事務の方まで来られ
「ところで砂留の資料が欲しいのだが」「持参しますよ」
別の話が聞けるきっかけまで話が進んだ。



霧に包まれ多様な話になったところやそうかいな気持ちになったところもあり有意義であった。
数日さかのぼるが煙霧現象が現れた。
12月にも雲海が現れた場所
12月の雲海をおさらいすると


標高200mに満たない山から

下を見れば雲海


2月6日煙霧で視界が大幅に落ちている。





視界が悪いはずなのに下御領山の最東端の狐岩がはっきり見られる。
視界の関係ではなく松枯れの影響だった。



煙霧は長い間雨が降らない空気が乾燥した時によくおこる現象だそうだが
この山がかすんでみえたりする。



今日の話は
うんかい、そうかい、けむりかい
の3かいの話だが
あるところでは煙に巻かれてしまい、爽快な気持ちにはなれなかった。
明日あたりまた雨のようだがへっぴり腰でのお願いではなく
気持ちを切り替え、そして運を頼りにしないでゴミ撲滅作戦を進めて行きたい。