自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

神辺廉塾にホタルを

2011-02-22 20:29:25 | Weblog
空が笑えば雲が散る 東風が吹けば春が来る
夕日の赤さは明日を呼び 夜のとばりはホタルの世界
まだホタルが飛ぶのは100日ほど先だが
人呼んで神辺のホタルきちがいが仕掛けた話、
昔光っていたという場所に黄色いひかりを呼びもどそうと行動を起こした。


青い空ひとかけらの雲もない
トンビが空で舞っているが黒い点になっている

蝶が舞った、これはきちょう(黄蝶)な画面だ

毎日夕日の姿は変わり、明日を占う


2月20日 菅茶山が江戸時代この地で私塾をひらいた、その名も廉塾
ホタル7首の漢詩が現存しており、1km北の菅茶山記念館に展示してある。
その廉塾にホタルを飛ばす試みを始めた。
神辺七日市町内会長をはじめとした方々と共同主催。
本日の行動計画
すでに堂々川ホタル同好会が研究飼育している平家ボタルの幼虫はこの川の水に
慣れさせるために10日ほど前からこの地で訓練している。
それとは別に「見る視る館」に留学しているホタルを引き取りに行き
廉塾東の小川に放流することになっている。
この行動には中国新聞、および日曜版ファミリーの記者さんも同行し、密着取材された。


小学生6人が魚やホタルの個人レクチャーを見る視る館主任指導員から受ける


最近の小学生はしっかりしている。。男の子はカメラから逃げるが女の子は堂々としている。
何と新聞記者に先ほど習ったことを教えているではないか。



廉塾にかえり放流準備。まずホタルの幼虫の確認。
きもいといいながら手に持っている。



そして放流



良いカメラ位置は記者さんが!21日の中国新聞福山版を参照して欲しい。
放流が終わって小学生。
慣れたものだ。
「ピースしてもよい?それとも何かに載せるの!」


どちらの顔か?


無事行事は終わったがこの後ホタルの飛翔につなげるためには勉強会を開催して
この地域の人たちが自立して養殖まで取り組んで貰わないとすべてを同好会が面倒は見れない。
そのことを踏まえ、ホタルの住める環境を再度くわしく確認した。


川の環境
流れ、幼虫の隠れる場所、陸に登る場所


水の汚染度確認


高屋川の水、この堰から分水か。ううーん!
害獣ヌートリア2匹、こいつは余分だ


上流には堂々川の流れる山が見える



今回でホタルの里復活指導5件目
2件は成功、3件目福山大学のキャンパスでは今年6月飛ぶはずだ。
ちなみに1件は失敗、私がホタルの幼虫を出さなかったから他の地区へ依頼を求めたようだが
浮ついた人たちに、いまさらこちへ(東風)へ来いと言いたくはない。