自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルの初光

2011-05-23 21:31:07 | Weblog
5月22日朝から雨、
「今日の定例会やるか」と問い合わせ数件。
「幟は立てるがボランテアだから濡れてまではやらない」と回答した。
お願いしていた役員と幟をたてていたら上流が騒がしい。
急いでその場へ行くと、十人弱の人が車から草刈り機をおろしやる気満々。
それではと指図を始めて開始した。
ゴミ拾い、3日に1回はゴミを役員が拾っているから量は少ない。
少ないが言いたい。
会社をさぼってくる来訪者、「ゴミを拾ってくれとは言わないが、せめてゴミを捨てないで!」



ホタルが飛ぶ2番砂留川原の草刈り


10a弱の面積、雨の中では合羽が蒸れてきつい仕事


幟をたてるのも雨の中
「ホタルはいつ頃から飛ぶ!」と車を止めて聞く人が恨めしい。
(こんな人には、平家の亡霊として夜、うらめしやと出てやろうか等思うが、笑顔でもうすぐだと言う)
少しづずつ役員が整備している4番砂留



ジャマンアイリスは花期の最後をトル濃紺花が咲き、花アヤメも咲き始めた



左がジャーマンアイリス、右が花アヤメここが5aほどの面積。
花の好きな人は広い土地へ植えているなー、もう少し植え方を考えたらと言う。
なら君たちやって見ろ。ぼくたちやる人男の子、君たち言う人おんなの子!
ウフフ、ハヒフー、咲いて何ぼの花人生。
一番砂留、菖蒲が咲いた。
この菖蒲、猪に負けたくせに我々に向かっては一番勝負とのたまう。
黄色い花ゆえ負けてやろう。


一番砂留バックの黄菖蒲


前置きが長くなったがホタル情報
広島県天然記念物竹田のホタルが光を放った。
前日、友人から電話をもらっていたのでカメラ担いで車で六分の道程。
探すまでに10分ほどかかった。


この光は源氏二匹の舞


文献では広島県で昭和33年記念物に認定され1寸(30mm)の大きさのホタルと聞いているが
今はまだオスのみの光だから雄の寸法測定、3匹=13mmx2 14mmx1
合計の光は13匹だった。
場所は夜故、どこかわからなかった。

堂々川は予測しているがまだ1週間先で早い。
でも気温27度が2日続いたのでもしや、もしや、眠いのに川の中へ
見つかったのはタイコウチと沼エビ



タイコウチは指標生物(川の水の綺麗さを生き物で見る時の指標、生き物の生息数で判断する)
汚い水、水質階級Ⅲに位置付けられている。



水は汚いと言われているが汚い所にすむはずの生き物がだんだんいなくなっている。
汚いながら綺麗になっていると言うのに何が変わっているのかよくわからない。また悩む日が続きそう。