自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

ホタルの川

2011-06-12 12:23:08 | Weblog
時の記念日が過ぎて少し時間をお粗末にし始めた。
今日12日は堂々川ホタル同好会の総会と地域の人を集めた勉強会。
勉強会は登録有形文化財の砂留とホタルを学ぶことにし、その後で現地を鑑賞する。
御野公民館で17時30分から開催する。
総会は昨年の実績報告・会計報告と今年の計画を説明する。
この仕事がすべて事務局長の仕事である。
多くの人はホタルが飛べば、爽快であると思うが当方「そうかい」ではすまぬ。
仕事量が多い。誰もやらないから引き受けている。
腕まくりをして、やらねばならない。
昔三波春夫と云う歌手が歌った「大利根無常」の気持ち、「やらねばならん・行かねばならん」
確かそこにはよしきりが出てきた。
多分この鳥が大ヨシキリ、三波流、行かねばならんの鳥だ。


口元が赤い

飛んだと思うと

電線上で鳴く


堂々川の川原では白と黄色の蝶が休む。
どうちょうかと悩んでいるのでうまく行くように案内を頼むとよくよくお願いしておいた。
しかし今日はお昼前から雨が降る。お願いしていたが逃げられたか。





例年より少し遅れてアヤメが咲き始めた。
古い歌で橋幸雄が歌った「潮来笠」は花アヤメが出てくる。
こんな遊びを入れるとつらい仕事も苦にならない。

ホタルの勉強会の為に川を散策すると
弱肉強食の事例が見つかった。



水中の生き物が陸に上がり飛んだとたんに蜘蛛の網にかかり、掛かってもがいたところで
別の虫につかまり食べられる。

ホタルの光だが6月11日現在480匹 6月9日が360匹だからかなり増えてきた。
だが昨年は約700匹だから大幅に少ない。
特に平家ボタルの数の減少が目立つ。
もしかして、平家ボタルの光は弱いから我が目の衰えで見えないのならよいのだが!
今年のホタル、
昨年よく飛んだ場所が少なく、別の場が多い。
本日の夜、よく飛ぶ場所は観賞会と云う名のもとに案内することにしている。
昼間の日本一の砂留



11日の夜の蛍の光







最近、夜ホタル光の軌跡をカメラで追われる人を多く見かけるが
昨日など車が150台を超えて来訪したので暗い場所へ移動して撮影されている。
あまり出合いたくない生き物とも出会っているので注意信号をだしておく。



今晩はよろしくお願いします。