自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

花とホタル

2011-06-21 10:19:44 | Weblog
小説の世界なら「赤と黒」はスタンダールの傑作
それに白が混じるとわけのわからない小説になるかもしれない。


赤のザクロ花

黒アゲハ舞う花


花で見れば綺麗だが愛情物語になるとドロドロになるらしい。
赤と黒の世界に、我が家では白のキュウリが誕生した。



このキュウリ突然変異でできたものではなく、種から育てた初なり品だ。
見た目の形は普通のキュウリと変わらないが、色が違うので少し驚く
でも、緑のキュウリと白いキュウリ、食べてしまえば同じ味だった。

堂々川のホタルも最終章に入ってきた。
下流では数匹が光るだけ、一時期100匹を超えて黄色い光が舞った5番砂留川原
20日には昨年、猪に荒らされて「しし16」になったと騒いだぐらいの数になっている。
今健在なのは、少し遅くから光り出した3番、4番砂留の川原の源氏ボタルと平家ボタルだ。
その現況は


まだ訪れる人よりホタルが5倍は飛ぶ


今年も悪人がやってきた。
少し太めのお母さん、網を準備して待機している。
「まだ見ている人が多いし、明日の朝には死ぬはずのホタルは盗らないで」と注意しておいた。
でも、今度は若い旦那が網を持ってホタルを追う。
子供さんがいる前で悪いと思ったがついに怒ってしましった。
これも教育、許せよホタル。
3番砂留川原のホタル8時から8時20分の間に必ず1回は乱舞の時間がある。
数十匹が舞いあがり一斉に光る。それも同期明減点滅で、光る、2秒休む又2秒光る、点滅ショウ



撮影はその時間、来訪者のライトで写真が赤くなる。暗闇に赤が入る。
見に来る人のライトは仕方がない。
が鑑賞者には気の毒だから、来年もホタルをPRするなら、下方に駐車場を設け
歩いてもらう方法を考えないといけないか。
さて、ホタルもあと数日で終わりになる。
ホタルも今までとは違った動きがみられる。
かなり上まで飛び上がったり、花に止まったり
今日は花とホタルを紹介する。


ホタルと花とキリギリス



ホタルと蜘蛛


花と遊ぶホタル
あちら、こちらカメラマンは忙しい





最後に平家ボタルが蜘蛛巣にかかってあえいでいる。
救助



堂々川ホタル同好会の情報誌の今年度のタイトルは
「ホタルと花と砂留と」
まさにタイトル通りの光景を見せてくれた。