自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

焼酎黒姫が

2011-11-29 11:15:41 | Weblog
紅葉が進んで来たら記録に残したい。
例にならって、堂々川へ行くと紅葉が綺麗に色づいた。


1番砂留周辺の紅葉

砂留の赤を彩るバックはモミジ


上流へ進んでいくと昨日役員が草刈りして川を整備していた。


渓谷美


ここからまだ上流へ行く予定が
同好会の監事さんからモミジ狩りをしているからすぐに恋とお呼びがかかる。
もともと好きだから二つ返事で南へ行く。
福山市天然記念物の銘木名越(ナゴエ)のアベマキに挨拶して



「こんにちわ、ご招待にあずかりまして」
すでにそば打ちが始まっている。鮎や牡蠣やししを焼く準備も進んでいる。


牡蠣美味しそう
鮎これが食べられるのか

新そば粉でそばを打つ
ちなみにニハチそばだ


年寄りの集まり故花が欲しいと主人様が言いだした。
我が身も年なのだが声をかけろと指名され、
我が付き合いのうちの最高の美人にTELしたら、「行くわ」と良い返事をいただく。
しばらくして、来訪一番そばを切る仕事を頼む。


初めてそばを切るそうだが上手い


そして、茹で、食べるそばは美味しい。
ここまでは来い(恋)の序章でこれからが本題。
「ダイジョ福イモ」の生産販売、新製品開発のお手伝いをしているが


我が家で試作した芋
苗を買って植え、草とりも肥料もやらないままだったが芋が出来ていた。


その芋の販売手段の一つとして、良品で販売できない芋を焼酎に加工している。
その焼酎の名前が「黒姫」
昨年も紹介したが芋を作っている農家の住む土地。
この地の戦国武将が毛利元就に加勢し、戦功があり、神辺にお城を築いた。
戦国故下剋上は茶飯事、杉原氏との戦に敗れ、その一人娘が鞆に逃れ
足利義昭と幸せに暮らしたと言う伝説からできた焼酎が「黒姫」
とにかく昨年生産した物は即販売完了。
今年も、もうすぐ販売するが、レパートリーを増やすため
高級品の開発を急いでいる。
今年の物語は
日本地図を作った伊能忠敬の1番弟子、
神辺の箱田出身、箱田良助



箱田良助はお酒が大好きだったが、日本地図を作る際の各地でのもてなしで
問題がありお酒を絶った。
伊能忠敬が亡き後地図をまとめ幕府へ提出した後で飲んだお酒の美味しさ。
箱田良助が住んでいた家の分家の土地を借り、
そこで作陶する箱田の里焼きの陶作家上内先生に容器を依頼した。
その容器が出来た。
ブルーの色鮮やか、地球を半分に切ったデザインに日本地図が書いてある。
すべて手作りで同じものは無い。


素焼き

完成品


作家の先生が持つ容器



これが福山の新しい物産に
又お土産の一つに加わってくれれば大変うれしいことだが
完成までにはもう一山超えなければならない試練がある。
備後弁で「こうようにしたらええようにいく」と言う言葉があるが
こうようにすれば(こうすれば)よいアドバイスがあれば教えて欲しい今日の日でした。