自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

23年10大ニュース

2011-12-24 20:29:52 | Weblog
今年も1週間ほどで終わりになる。
今日もしぐれが降る寒い1日だったが
来年の新しい一歩を迎えるために、庭の木や桃の木の剪定を行った。
今年は恒例の蟷螂の卵の位置による雪予想はやめている。
が剪定すれば卵の位置がわかる。
統計をとるにはサンプルの数が必要だか今年は感覚で予想する。


高い 約2.2mもある百日紅の木の上部に生んでいる
中央部剪定のすぐ下


この傾向だと雪はかなり多い。
「堂々川今昔」に記載の明治15年頃の気象では積雪は3寸~5寸(9~15cm)とある。
最近3寸降ることは珍しいが蟷螂を信用すれば5寸の可能性が出てきた。

枕詞が長くなったが
今日から数回にわたって堂々川ホタル同好会が自ら経験した
23年の10大ニュースを作って見た。

番外 すずめ蜂との闘い
堂々川は同好会の皆様のおかげで見た目も現実も綺麗になった。
でもその綺麗がすずめばちを喜ばしたのだろう。3か所も巣を作ってくれた。
散歩者も増え、今回文部科学大臣賞を貰う御野小の生徒は授業として
堂々川を散策したり、研究したり、経験をしている。
生徒たちが堂々川に来る。スズメ蜂がいる。
今年も新聞紙上をにぎわせた蜂事件はたくさんあり、
御野小=同好会のラインで新聞には出たくない。


鳶ケ迫砂留が作る川原の道路沿いの木に

日本一の砂留の石積みの中に


学校からどこかに連絡されたらしいが受けた側は巣をとる気はないらしい。


6年生が堂々川に来た


その3日前に同好会の事務局はT社と交渉して巣の駆除をした。
同好会の乏しい資金の中からそしてT社の粋な計らいで安全は保てた。

10番目
不法投棄が少ないながらも数件発生。
福山北署、御野駐在所の努力で2件の検挙があったそうだ。


不法投棄は最高1000万円の反則金
今回いくら支払らったのだろうか?


正規のルールで処理すれば多分1万円程度だがこの事例では10万円は超えたと想像する。

9番目
海外の研修に堂々川ホタル同好会の活動事例が紹介された。
中南米6ヶ国8名の方がこられた。
当方は日本語だが相手の方はスペイン語通訳は時間がかかる。
仕方がないから説明は身振り手振り、そして難しいことは省略。
皆さんが喜んでくれた。


同好会からも4名記念撮影の輪にはいる


8番目
同好会の活動事例紹介や総会後の勉強会開催、
ホタルを飛ばしたい地域の方へレクチャーや現地案内を行う。


竹原市の公民館の研究グループ

同好会主催のホタルと砂留の勉強会


7番目
絶滅危惧種の保護活動
大学の先生の指導でカスミサンショウウオの生態や住んでる場所を教えてもらう。
今まで確認されていない場所でも発見できた。


今回堂々川環境保護基金を設立した。
本日現在約13万円の寄付をいただいている


年の瀬に1年間を反省し、新しい年の計画を考えるのも必要だと
昨年より実施しているが今年も大きく前進した気がする。
もちろん多くの人の御指導やご協力があったればこそできたことであり感謝しています。
次回は6番目から遡ります。