自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

オニバス

2016-08-18 09:56:33 | Weblog
今日も暑い日になるのは確実。
やるべきことは沢山あるがのらりくらりと今日1日を過ごすことにした。
ようするに夏バテという現象と戦うのだ。

広島県では福山市だけに生息すると言うオニバスが今日のテーマだ。
環境省では絶滅危惧Ⅱ類、広島県では絶滅危惧1類に指定されている。

福山市でも神辺町道上、千田町あたりの池に生息しているという。
いや、この場所だけの可能性がある。
筆者が確認しているのは神辺町では3つの池と数年前に見た1つの池
千田町では復活したい人が池を干すことを検討しているらしい。
一見のどかな池でははすの葉の上に乗り、サギがのんびりしている。


でも近づくと逃げて行く


オニバスの群生



ヒシの群生と共存しているように見える。



若い葉はとげが沢山あり、触ると大変に痛いという。



花が咲き始めている。


不思議に葉っぱを破り花茎をたちあげている


もう少し開くと綺麗に見えるはずだが?
2014年9月29日2kmほど南で撮影した花と同じ開き程度の開きである。

もうすこし繁々にこの池に通わないといけないのだろう。
この記事また掲載することがあると思う。

暑い日が続く、日本は熱帯地方に組み入れられ可能性が年々高まっている。
先日見た蝶は熱帯地方のものが日本に来て繁殖を続けている。



絶滅寸前の生き物もいれば新しい地からやって来て増えるものもいる。
環境を守る難しさをヒシヒシと感じたオニバス観察日記である。