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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

売薬版画 紙ふうせん 富山の薬売り

2008-09-24 18:55:49 | フォト日記


写真は薬の交換とお土産の紙ふうせん
昨日は 何処に行こうか考えていたら夕方になってしまった
外に出たのは近所のポストにはがきの投函をしただけだった

パパボンさんのブログで「富山の薬売り」を公開していた 
それを読んでいたら 偶然富山の薬売りが家に来た シンクロニシティか
今でも年2回は来る 薬箱の中を点検して足りない分を補給した
期限切れは交換して行く 使用した分だけ料金を払う 
風邪は置き薬でほとんど治った 子どものころからずっと愛用している常備薬だ

全盛期には全国を回る置き薬の商売人が富山で1万人を超えていたという
高齢化で年々減少して 今では1700人を切った やがなくなる可能性もある

最近では地元の人が 宅急便で運んで商売してることもあるようだが
昔は富山の人が その地域に住み商売した 
長期出張などの仕事は若い人には好まれないことや
ドラックストアーなどでいつでも買えるのも減少の要因だ

その頃は「まいどはや」といって入ってきた おはよう こんにちは 
ごめん下さい ありがとうございます 何にでも使える言葉だ
私はこの言葉は富山のお菓子屋で知った 今はお菓子の名前になっている

腰が低く言葉遣いも優しい 玄関の土間にケースを置くのも控えめだ
子どもの頃は 紙ふうせんの土産をくれた それは今でも続いている
 
さらに昔は版画などをもらえたようだ 庶民文化を刷り込んだ売薬版画は
地方に住む人に情報とともに夢も与えて人気がったという 

それを今でも持ていれば希少価値があり高価で売れたかもしれない のに
家には一枚もない 今でも版画をもらえればうれしいけども・・・

売 薬 版 画
売薬版画の写真です