隣町で茶塾が始まった 町長も出席しての開講式 その後は講演
堀川知廣氏の演題は「消費者と地域のコミニュティーを広げる」
地域産業政策 農業政策が専門分野の先生が茶の産地での講演
さらに茶塾の塾生ということでたぶん専門的な話を用意してきたと思われる
が 予期せぬ塾生の顔ぶれを見て急きょわかりやすい話に変えてくれた
おかげで聞きやすく冒頭から興味を引く話が聞けて 私は良かった
パワーポイントで写しだされた画像はスペシャルTマシーンとヘルシオお茶フレッツ
どちらもコーヒーマシンのような給茶器 そんなものがあるとは知らず欲しくなった
お茶葉はどれも同じだが緑茶は摘んだ茶葉をすぐに蒸してから乾燥する
中国茶は 高温で炒めて乾燥 紅茶は10時間から20時間陰干しにしてオーブンで乾かす
誰も見ていなかったら少し茶葉を摘んできてと笑わした それをビニールの袋に入れ足で踏む
しなしなになったら 広げて陰干しにして それをオーブンで乾かせば 簡単に紅茶が出来る
ウーロン茶は日に当ててから発散して釜で炒り それを乾燥
など 熱で細胞の酵素の働きを止める殺青がお茶の種類を決める
カテキンは高い温度で溶けやすくアミノ酸は低くても出る
ぬるい湯で淹れれば甘いお茶になり 高温だと渋くなる
お茶は日本よりイスラム圏の方が多く消費されているのはアルコールを飲まないから
お茶の輸出が減ったのは日本で売れるようになったからだ
それが今日本人のお茶離れで売り上げが減少し 耕作放棄地も増えてきた
収入が上がるような知恵を出し合い解決しなければならない
茶畑に竹が生えれば日本では邪魔で切るが 中国でそのままにして
笹竹露茶として高い値で販売している 発想の転換が必要だ
1反100万円を目指す100万といっても1反100キロお茶はできる
そこに1万円で売れるお茶を作れば良いが現状は20万円位
また 茶畑で一斉に新芽が出そろうのは苗で植えるからで 実生では芽はそろわない
物を生産する工場では 経過とともにメンテナンスが必要だが
畑は 放棄しない限り永久に使える工場だ
終了後受講者から 再度講演依頼のリクエストがあった 同感だ