川根紅茶は町の茶問屋が販売している
それを吉祥寺で飲める店があることを知った
訪ねた店は茶葉販売を主としているようだった
店先に茶箱を並べてある 吉祥寺「おちゃらか」
店内がカフェになっていて ここで飲ませてくれる
店に入って驚いたのが 店主が外人だった フランスの方のようだ
日本茶と外国人が吉祥寺の街に調和している
緑茶の種類も多数あり 店でブレンドしたオリジナルのものばかりだった
そのブレンドにまた驚かされた カシス 夏みかん マスカット 桃 ゆずなど種類があった
お茶の香りを他のものに変える事など 茶産地の人では考えつかないことだ
「おちゃらか」店主 いやプロデューサー ダントン・ステファンさんは
以前青山の紅茶専門店で440種類のお茶を取り扱っていた
その中で 日本茶をベースにした 新しいものを開発できないかと考えて
日本茶にフルーツを加えフレーバーティーを完成させた
それが 普段日本茶をあまり飲まない若者にも飲みやすいと好評のようだ
紅茶は 急須に紅茶の葉をいれ湯冷ましの器からお湯を注いで2分待つと出来上がる
これはブレンドしてはなかった 私は紅茶を注文したが
妻と娘は 夏みかん味と 洋ナシマスカット味の水出し緑茶を注文した
少し試し飲みをしたが いい香がした 飲めば緑茶の苦味もある
外人ならではの自由な発想で生まれたフレーバーティー 文化のちがいに驚いた
店主とスタッフの二人も感じがいい 集客の要因はここにもあるのだろう
人通りが多い日中は客の切れ間がなく混むらしいが 暗くなるころは 人通りも少なくなる
そのころ訪ねたので いろいろ話も出来て 楽しかった
川根茶を扱う理由を聞いたらステファンさんは「川根が好きだから」 と一言
店内の壁にはツアー募集のチラシが張ってあった
「おちゃらかと行く川根旅行」8月28日 お茶の苗木を植えるツアーだと説明してくれた
翠さんがブログで8月19日に「日本人より日本人」を公開しているが
「おちゃらか」店主もその通りだと思った
外国の人は日本を研究するから日本人より詳しくなる
玉三郎は 女性を 観察 研究するから 女より女らしく きれいになるってことか