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日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

はんこ押しという役職

2007-10-11 | 他人のフリ見て我が身を正す
はんこ押しという役職があります。
勿論、本当にあるわけではありません。
しかし、自らその役に徹する(?)人たちがいます。
いわゆる「めくら判」を押す人たちです。

この人たちの仕事は本来は内部牽制ないしは内部統制のためにいる筈の人たちです。
殆どの場合が上席者です。
はんこ押しの役職の人達の確認方法は明確です。
「ちゃんとやっただろうね?」「間違いないだろうね?」
「俺に恥をかかせるなよ」こんな言葉を発し、「はい」の一言を聞いて判を押す。

もしも書類に間違いがあったり、責任問題などが発生しようものなら
「ちゃんとやってあるって言ったじゃないか!この役立たず!」こんな罵声を浴びせてきます。

自分の仕事(確認)もせずに、ただ判を押すだけの上司を部下は信頼しません。
部下がやってくれた仕事が正しいことを確認し、もしも間違いがあったら優しく諭してくれる
また、もしも更に上席者から指摘された時も自分の確認不足と庇ってくれる
それが本来の仕事のはずです。

無責任に自分の仕事を放棄し、はんこだけを押しているような上司にだけはなりたくないですね。
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規制緩和のねじれ

2007-10-11 | つれづれ
タクシー、地方都市で事故多発 規制緩和がひずみ生む(朝日新聞) - goo ニュース

各方面に規制緩和がされ日本という国が住みににくくなってきているようです。
欧米からの圧力に屈しどんどん門戸を開放して行ったが故の混乱が続いています。

時々タクシーを利用しますが
地方(金沢)と首都圏のタクシーのマナーの違いは歴然としています。
勿論、たまたま当たりが良かったり悪かったりということもあるのでしょうが
全体的なイメージとして
金沢のタクシーはスピードが速い、愛想が悪い、
短距離を嫌がる、右左折の際の減速が完全でないなどが有ります。
これに対し首都圏のタクシーの場合、挨拶がしっかりしている、短距離を厭わない、
スピードが適度で乗り心地がさほど悪くないなどがあります。

規制緩和でタクシーの台数が増え、競争が激化し、
方やお客を乗せる回数が減ったことにイライラし
もう片方は、競争であるが故にお客様への対応や安全重視に着目し
リピーターの獲得を目指すという観点の違いから来ているようにも感じます。
結果、タクシー会社自身の運転手教育に違いが出事故率などへの影響もあるのかもしれません。

タクシーは人という荷物を運ぶのか安全を運ぶのかという原点を見つめ直して欲しいものです。


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