日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

私ってカモかも・・・・

2007-10-14 | 経営改善
お客様に次々に商品の提案をしていませんか?
次の三人の中で一番商品が売れたのは誰でしょうか?

あるブティックでの話です。
今月のキャンペーンは上下セットの販売を強化するという方針が発表されています。
こんな中、三人の店員はそれぞれ次のような販売手法を取りました。
Aさん・・・
Bさん・・・
Cさん・・・

この三人の中で一番販売高が多かったのはCさんです。
次いでBさん。
一番売れなかったのはAさんです。
意外に思われるかもしれませんが、お客さんの視点で三人の行動を見れば
結果は一目瞭然です。
Aさんは、お客様にとっては不快な存在でしかないのです。
従って、Aさんからは買わないのです。
Aさんにしてみれば私は一生懸命にやっているのにと思うのでしょうが
お客様からすれば「私はカモなのかしらん?」と思ってしまい距離を置いてしまうのです。

お客様に疑問や不安を与えては売れるものも売れないというわけです。
お客様には変な不安を与えてはいけませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全員同時には動かない

2007-10-14 | 経営改善
忙しいからといって全員で動くお店を時々見かけます。
お店側からすると猫の手も借りたい位ですから、全員で動くことは当然なのかもしれません。
しかし、全員で動くからこそ従業員の動きにムダやムラが出来てしまうのです。

完全予約制にしていれば別なのでしょうが、飲食店は通常日と時間によって
その忙しさは格段の差があります。
当然お店側もそれを見越して人の手配をしているのですが、その人員では人手が足りなくなってしまうことがあります。

そんな時に、全員が全員ただひたすらに自分の仕事をしようとすると
笑顔が無くなり、視野が狭くなるためお客さんを待たせてしまうことになります。

忙しい時こそお店の中で一人だけ店内全体を見渡し、
スタッフの動きを制御できる人を置きたいものです。
勿体無いと思われるかもしれませんが非常に大切なことです。
統制が取れないと皆で自分の仕事をしようとするがために
一度で済むことを何人もの人手をかけてしまうことになりかねません。

もしも、そのようなスタッフを置く事ができないなら
是非ともやっていただきたいのが
スタッフ一人ひとりが決まった時間(通常一時間毎)に決まった場所に戻り
店内を見渡すということを徹底するのです。
決まった時間に決まった場所に戻ることによって深呼吸が出来るため
一人ひとりが落ち着いて店内を見渡すことができるということになります。

ほんのちょっとした事を実行してみるだけでお客様を待たせない
どんなに忙しくても笑顔いっぱいのお店が作り上げることが出来ます。

一度試してみてはいかがでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする