日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

透明人間の愚かさ

2007-10-12 | 他人のフリ見て我が身を正す
人は自分の姿が見えないと思うとついつい本性を現します。
小説や映画などで透明人間を題材にしたものを見かけることがありますが
多くの場合人の欲望の果てしなさとその欲望の愚かさを表現しているように感じます。
ただし、透明人間は最後にその愚かさを感じ自己嫌悪に陥る・・・・。

最近、人間の心の弱さを露呈するような事件が多発しています。
また、マスコミも有名人や有名企業の社員の不祥事が読者の目を引くため
せっせと記事にしていたりします。
お酒を飲んで気が大きくなって痴漢をするなどということも
ひょっとすると自分が透明人間にでもなった気になるのかもしれません。

ところで、透明人間になったら好きな彼女のそばに一日中居るだとか
女風呂を覗くだとか(えっ!?それはお前だけだろうですって??)
昇進試験の解答を覗きに行くだとか
変に日頃できない小さな悪さをしたがるようです。

透明人間は小さな悪さができるという意味では
ネット社会における匿名性などもこれに当たるといえます。
無責任に他人の記事をただ批判だけして煽り自分の姿は見せない
透明人間になりたい人たちがネット上にはたくさんいるようです。

透明人間は実は周りからは見られることはないのだということを
知らなければいけません。
みんなに見られていると思っているのは自分だけなのだという
自覚を持たなければいけません。
透明人間同士傷の舐め合い、塩の塗り合いをすることは
愚かな事なのだという自覚を持ちたいものです。

自分を際立たせようとすればするほど気味悪がられ
排除されて行ってしまう・・・・。

無視されることは辛いことですものね。
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お犬様

2007-10-12 | つれづれ
確か中学生の頃だったと記憶していますが
生類憐みの令という法律が徳川綱吉の時代に
発令されたということを教わりクラス中で大笑いしたことが有りました。
この法律は、テレビドラマやバラエティー番組などでも取り上げられ
「お犬様、お犬様」といって滑稽に表現されたりしています。

法律を詳しく見た訳では有りませんが、
金魚の総数や死亡届まで出させたというからすごい法律です。
部下の進言によっての法律の制定だったのでしょうが
後に犬公方などと呼ばれる(揶揄される?)位でしたから
その行き過ぎた動物愛護精神は異常なものだったようです。

過日、自宅を出てすぐにトンチンカンな光景を目の当たりにしました。
まさに「お犬様」です。

耳に赤いリボンをつけたキャバリア(犬種)が
乳母車に仁王立ちし
風を切って横断歩道を悠々と渡っていくのです。
その姿は、映画タイタニックで主人公が抱き合いながら手を広げる姿を彷彿とさせるものが有りました。
年老いた犬ならまだしも明らかにまだまだ若い元気盛りのキャバリアです。
その乳母車を押しているのは40代後半から50代前半という風体のお母さんでした。

ん?? 誰の散歩? 何の為の散歩? 
疑問を持ちながら車の前を通っていく一匹と一人を唖然としながら見送りました。

子供でも、動物でも可愛がるのは良いことです。
しかし度が過ぎるとそれは周囲から見ると滑稽でしかありません。
自分のしていることを冷静に振り返ってみたいものです。
因みに我が家にも同じ犬種がいますが、散歩の際は喜んで走り回っています・・・・。

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